!18禁! ちょっとした、でもわたしには痛烈な、メモ・・・ 続き×2(?)

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「こるも」さんから直接のメールが来て、この話題は反響を呼びそうだと
書いてありましたが、その通りになりました。
その中で、まずは「グリーン」さんの意見・・・
続いてこの件で寄せられたメールはすべて原文のままブログに載せますから、
掲示板での議論はちょっと待ってください。
意見のある人はメール・フォームでお寄せください。
(記事のタイトルの「18禁」は「こどもなこども式おとなは気をつけて!」ということ)

ASのこと
酒井先生、こんばんは。地獄から両手を抜いた状態まできました。一気には脱出できないので、少しずつ。

グリーンさんの会社のコンピュータ・システムの話です。
地獄から生還しそうで、おめ!

私はもう文法ごときにどうこうなりません。というか、今思うとそもそもあまり文法に毒されなかったんだと思います。なぜだかはわかりません。
薀蓄と文法談義はちょっと違うように思います。薀蓄はこれはもう、愛ですね。文法はいうなれば役人のつくった法律のようなものです。先生も時々激怒する文部省理論みたいなものです。そこに理論はあるのかもしれないが、理論しかない。理論しか存在しないということはこれはもう屁理屈のレベルに達します。

いきなり「蘊蓄はこれはもう、愛ですね」に参りました!
その通りですね。前々便の蘊蓄は文法に直さなきゃいけませんが、
もうすでにあの文章に何人もの人が反応を寄せてくださっているので、
いまからあの記事を修正はせずに、ここで「蘊蓄はいいもんだ、文法はわるいもんだ」
という意味だったと訂正します。グリーンさん、ありがと!

で、ASですが、ぼんやりとさえ「asの前後は同時進行」なんて思ったことはありませんでした。だから、へーーーーーです。そういわれてみても、そうなのかなあ、と思うくらいでちょっと恥ずかしい。で、ついついCobuildを読んでしまいました。それにしてもCobuildってつくづく読み物です。単語を調べるためのToolだなんて意識がまるでない構成の仕方。先生には今更でしょうがCobuildはAs についてこう始めていて、思わず笑ってしまいました。
As has very littel meaning in itself, but it forms an important part of many structures, which are shown in the following paragraphs
と、後は延々20項目のケーススタディーを並べている。20項目のそれぞれはさらに1.2や5.3などに細分化されている。で最後は、いくつかのExpressionはその項目にとべ、といいながら、 as follows やas suchははしょられている。ああ、面白かった。

COBUILDが読み物とは・・・! 
(グリーンさんは例文や説明の背後に、さまざまな「物語」を見ることができるのでしょうね。だからこういう発言になったのではないかな?
それにしても、COBUILDが As has very little meaning in itself. と書いているとはおどろきました。
たしかに「意味」としてはそうかもしれませんが、役割としてはやはり「as の前と後が同時に起きている」というのが核なのではないかと思いますがねえ・・・
(英英辞典さえも「意味」にこだわって、「役割」を見失っている? 実は今度出る本ではわたしは滅多に「意味」という言葉を使っていないのです。それは「言葉の意味」を考えること自体がわたしたちの言葉の理解を妨げるのではないか?という不安からです。この不安は「アンファンデッド」かもしれないけれど・・・)

あの、このシリーズで、
Ever
Yet
やってもらえないでしょうか?薀蓄でいいのですが。私、この2ついまだに決まりきったパターンでしか使えません。やられっぱなしです。あまりにわからなくて何度辞書を読んだことか!
どうしてこれがわかりたいかというと、所詮母国語でない英語、言いたいことはわかってもらえても、自分が言いたい’強さ’みたいなものがどうしても英語だと埋まらないような感じがあるんです。9割OKなんだけど、最後の1割が英語で言い切れない、という感じ。この手の単語が身体に染み込むと最後の1割が埋まるような気がするんですよね。。。。

ほー・・・ どうしてeverとyetが並んでいるのかな?
次回の「愛の蘊蓄オフ」が楽しみです!

As の核はつかむことなく今まできてしまいましたが、Have、Get、Take, などはあるとき、核じゃないですが、ぼんやりしたビジュアルのような感覚のようなものができたことは覚えています。Have=「持つ」だと、人間の手でモノを持っている以上の使い方が出来なかったんですが、手の平の上に軽くあるもんじゃなく、所有している(適当な日本語が浮かびませんが)くらいのもっとしっかりした感じ。そうすると人じゃなくても使えるようになった。GetしかりTakeしかり。。。。EverとYetにこの感覚がくるのはいつになるんだろう。あと20年かかりそう。

おー、グリーンさんも相当な言葉オタクですね!
みなさん、よいこは簡単にグリーンさんや近眼の独眼龍さんの真似をしないこと!
じゃあ「簡単に」ではない真似の仕方はあるのか?
あると思います。でもまずは、本当にゆっくりと英語が染みこんでから、のことに
しましょう!

では、延期になってはいますが次回の薀蓄より復活予定ですので、日程が掲示板に載る日を楽しみに待っています。

はい、まもなく発表します。お楽しみに!