段違い並行読みの最中です。(一部訂正!)

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これだから「4技能」などというものは困ったものなのです。
現在わたしは過去最高?と思える数の本を並行して読みかつ
朗読を聞いているのです。
この快挙(?)をどのカテゴリーで報告していいかわからない!
読んでいる本は2冊
聞いている朗読は2冊
読んでいる電子本は1冊・・・
ふと気がついたら、こんなことは空前絶後かもしれないので、
記念のために報告しておきます。


多読三原則の三番目は「合わなかったらどんどん途中やめる」です。
ところがこれが難しい・・・
一つの対策としては「段違い並行読み」という読み方があって、「途中でどんどん止める」ために有効な読み方だとわたしは思っています。その心は「何冊も並行して読んでいると、どうしても本当に読みたい本にばかり手が伸びて、つまらない、難しい本は後回しにしやすい」です。
で、段違い並行読みはわたし自身がよくやるわけですが、それにしても
こんなにたくさん並行したのは覚えがない・・・
本は・・・
*The Invention of Hugo Cabret
言わずとしれたハリー・ポッター並みに分厚い「絵本」。
「のんた」さんと「プリン」さんの紹介があまりにうまいので、
アマゾンでポチってしまった。まだ半分ちょっとしか読んでいませんが、ここまでは期待に違わない!
あしたの「多読的おしゃべり会」までに読めるのか?
*Indemnity Only
言わずとしれたシカゴの女探偵V.I. Warshawskyものの第1作。
Sara Paretskyという作家にはほとほと感服したので、第1作から読みはじめることに・・・
「ゆきんこ」さんはすでに相当読んでいるはずで、最新作も読んでいるようなのですが、そういうことが「悔しい、羨ましい」というくらい、わたしにはぴったりはまった作家です。
朗読は・・・
*Entanglement
言わずとしれた・・・はずはありませんが、量子力学の最大の謎とも、「唯一の謎」(ノーベル賞を受賞している物理学者Richard Feynman)とも言われる「絡み合い」?、「もつれ合い」を一般向けに解説した本の朗読。
数式を説明されてもほとんどわかりませんから、飛ばす、飛ばす、飛ばす・・・ 
それでもおもしろいので、もう聞くのは3回目か、4回目か?
あまりにおもしろいので、いつか Hilbert’s Spaceというものを
理解したい・・・
多読から数学へ進出?
;;;;;; blueleafさんからメールがあり、Hilbert’s Spaceではなく
Hilbert space であることを教えていただきました! ありがとう!!
*World Without End
イギリスのサスペンス作家Ken Folletの大衆向け歴史大河小説 Pillars of the Earth の続編です。おもしろい! 長い!!
「わたしは分厚い本はおもしろい」という説を立てていますが、これなども
その説の好例です。
愛知県のある先生がこれを朗読で聞いていると聞いて、しかも何十時間もあるのに1クレジット! なので、すぐに購入。しばらく楽しめます! 「世界史クラブ」のみなさんにもオススメです。第1作の方はマコーレーの「大聖堂」という絵本を見ながら読むことをすすめます。
そして、電子本は・・・
*The Lincoln Lawyer
言わずとしれた(?) Michael Connelly の法律小説ですが、 Harry Bosch もMcCalebも出てきません。二人に比べるとはるかにだらしない、かっこわるい主人公です。
電子本で読むのは3回目。これもSara Paretskyの女探偵物とおなじように、仕事半分で読んでいます。成果が出たらその仕事のことも報告しますね。
では・・・ きょうはここまでかな?