アスペルガー症候群について


ある人からアスペルガー症候群についてメールをいただきました。
一つ一つ、わたしに当てはまるかどうか考えてみようと思います。

先生、こんにちは。「アスペルガー症候群」は、発達障害の一種です。
知能的には高い人が多いのですが、認知の仕方が、普通の人と違っているようです。
最近になって、ASの人は、一般の人とは、同じ問題を考えるときに使われる脳の部分が異なっていると、いう研究成果が報告され始めています。
以下、ローナ・ウィング(オーストリアの小児科医)監修、吉田友子著「あなたがあなたであるために」中央法規 より抜粋します。
AS(アスペルガー症候群の略)の特徴
1)ASなら全員にみられる三つの特徴「三つ組」
1.社会性(人とのかかわり方)の特徴
 長所…常識にとらわれないユニークな発想の持ち主、みんなが無視したがるようなルールでも守りたがる、年齢や身分で相手を判断しない公平さを持つ人が多い
    友達を裏切るのは嫌だと思っている、誠実な人、気持ちの優しい人が多い、マイペースに自分の思いをつらぬける強さがある。一人で過ごす強さがある。
 短所…常識が足りないと言われてしまうことがある、相手の考えや気持ちがわからず、苦労することがある、友達関係でトラブルが起きやすい、気を遣う割には浮いてしまう。

当てはまるような、当てはまらないような・・・ 
わたしはルールはルールだからといって守ることはあまりない。
尊敬するソクラテスは「悪法も法」といって毒杯をあおいだそうですが・・・
その一方で決定手続きには固執しますね。それで、大学でもほかの先生にはきらわれることがあります。でも、それは民主主義の大前提だろうと思うのですね。
矛盾してますねえ・・・
マイペースに自分の思いをつらぬける強さ、これは少しはあるかな? でも、一人で過ごす強さはないな。
常識が足りないとは、オフ会などでいっつも言われている。(しかしそう言う人たちは多読をやっている人たちなわけで、Look who’s talking.「あんたたちにいわれたくないよな」という釈然としない気持ちはある・・・ 多読は非常識なものなのです!)
友だち関係ではトラブルはないですね。仕事関係のトラブルは結構ある。

2.コミュニケーションの特徴
 長所…言葉を正確に使いたいと思っている、日付や数などの事実も正確に話したい、熟語や専門用語に関心が高い・たくさん知っている、自分の気に入った文章を暗記するのが得意な人も多い、話し方がユニーク、おもしろい、だじゃれをおもいつくのが得意な人もいる、もっと話し上手、聞き上手になりたいと願う、言葉への誠実さをもっている、日本人に生まれながら苦労して日本語を身につけてきた努力家が多い

言葉は正確に使いたいと思っています。
(「泊義」さんがそのことに気づいてくれて、内心実にうれしかった・・・)
でも、日付や数はどうでもいいなあ! 文章の暗記はひじょーに不得意。
「もっと話し上手、聞き上手になりたいと願う」
??これはもうまったくわたしのことですね!

3.想像力(切り替え・応用力)の特徴

これはこの方がこれ以上書いていないので、不明。

2)ASの人にみられることの多い「三つ組」以外の特徴
1.感覚のかたより
2.体の使い方の苦手

これもよくはわかりません・・・

3)ASの人に同時にみられることの多い、その他の脳のタイプ
1.AD/HD
2.LD
3.チック

1はずいぶん前から言われていますね。とくに注意力散漫、落ち着きがない、授業中のおしゃべりが多いというのは、小学校の時にずっと言われ続けて、いまでもはっきり覚えている。そのころの日記を見ると毎年「行動を起こす前によく考えよう」というようなことが書いてある。

良いことばかりではなくて、最近の少年事件の加害者などにもアスペルガー症候群があった、との報告もあります。
私もいろいろ調べる内に、自分もアスペルガー&AD/HDの傾向があると思うようになりました。
「特別な興味のあること(多読とか…)に過度に集中してしまう」「事務的なこと(出席管理とか、会計)がキライ」「掃除が苦手」
「ショッピングセンターの駐車場では、車を止めた場所をすぐ忘れる」…など

これはまったくわたしと同じ!

学問の世界では、「自分の興味対象に、どこまでも集中できる」という特性を生かしているアスペルガーの人は多いようです。

おー、わたしはこれがいいな!

翻訳家のニキ・リンコさん(「片づけられない女たち」を翻訳しました)とか、アスペルガー宣言しています。
日本の特別支援教育は、ほとんどすべてアメリカからの翻訳なので、直接原書を読みたいな…というのが、私の遠い目標です。
では、また。

先日の神戸オフでも、「ナビィ」さんが興味を追いかけて自由に英語の本を選んでいることが判明、多読新時代到来と思いました。ほかにも世界史クラブ、理科クラブ、浪漫倶楽部のみなさんもそうですよね。この方も、いつかかならず直接読めるようになると思います。もう、そう遠い目標ではない。
むしろ遠い目標は、ご自分の得た知恵や知識を英語で発表すること! かな? でも、それだって、そう遠くはないでしょう。