シャドーイングから多読へ!? うらやましい・・・

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「じぷた」さんは変わった人で(多読をやっている人はみなさん変わっていますが(よくよく観察すると変わっていない人はいないといったのはイッセー尾形ですが))なんとシャドーイングから多読へという道を辿りました。最初は多読からだったんですが、シャドーイングで多読が変わった!

酒井先生、こんばんは。じぷたです。
ここ最近、「こども式」という言葉を使いたくないとおっしゃってましたよね。
で、ふと思い浮かんだのが、「九官鳥」。
確か九官鳥って、聞いた言葉をただ単に繰り返すだけでなく、
抑揚とかリズムとかもそっくり真似しますよね。
正にこども式シャドーイングではないでしょうか?
「九官鳥式」と言うのはちょっと長ったらしいので、「きゅうちゃん式」なんかいかがでしょう?(笑)
話は変わって、今日とっても不思議な体験をしましたので報告します。
シャドーイングの方が楽しくなったのと仕事が忙しくなって多読を1年ほど中断した後、久しぶりに多読を始めた時に頭の中で音読している、しかも読む速度は速くなっていて日本語に訳すこともほとんどなく、内容も前に読んだ時よりもよくわかるようになったと報告しましたよね。

これだけだって、すごい! シャドーイングの新しい効用かもしれません・・・

それから、順調にレベルを上げながら多読もしていたのですが、またまたレベル3に上がる直前の先月から中断してしまいました。(どうも私はレベル3と相性が悪いみたいです(笑))
で、今日からまた多読を再開したのですが、今回はブランクが1ヶ月なので、
レベル2の本から始めればいいだろうと思い、PGR2の「Apollo 13」を読み始めました。
すると頭の中に映像が次々と流れてくるんです。
しかも、子供のせりふの時には、子供っぽい舌ったらずでまどろっこしいような声で、まさしく映画を見ている状態。
頭の中で映画が上映されている感じ。脳内映画?!
実は、「Apollo13」の映画見たことないんです。でも、とてもクリアに浮かんでくるんです。
うーん、うまく説明できない。本を読んでいるんだけれど、映画を見ているという感じ。
今までにも、絵や映像が浮かんできたことはあったのですが、それとは全然違うんです。
であまりにもそれに引き込まれてしまっていて、あやうく乗り過ごすところでした。
なんか今までに感じたことのない不思議な感じ。
たまたま読んだの映画の原作の簡易版だったからなのかも知れませんが・・・。
でもこれもシャドーイング効果ではないでしょうか?
ちなみにシャドーイングは、今日から「MTH」をやっています。

「本を読んでるんだけど映画を見てる感じ」
うらやましい・・・ 
うらやましすぎて、身もだえしそう・・・
見てもいない映画が頭の中を駆けめぐる・・・
実はこういう報告は6年前にもありまして、夏休みの講習で5日間多読指導をしたSくんがそれから2年くらいして、「英語の本を読んでいると次から次へと画面が展開して無声映画を観ているようだ」と報告してくれました。
(Sくんはいまフランスに留学中で、秋からはカナダへ! 英語よりもフランス語の方が頭に浮かぶとか・・・ うらやましい)