fionaさんの「永久保存版Gutenberg案内」 その4


驚きましたね。週末だというのに、fionaさんはコンピュータの前から離れないようです。
その4をSSSの掲示板からいただいてきました。再掲します。
わたしは中でも「つまみ食いのすすめ」と「シートンの動物記」の紹介がうれしかった。人間くさすぎるという人もいるでしょうが、わたしはこどものころ愛読しました。
それから「大きなファイル」と「小さなファイル」のどちらをダウンロードするかという具体的なアドバイスも非常に参考になります。
どなたか、PDAで見るときにはどうやってダウンロードするのがいいか、蘊蓄を傾けていただけませんか?

休みをはさんで、続けてその4です。
 Gutenbergにある作品は、難しいめのものが多いので、なかなか読む気にはなれないのですが、何と言っても無料でお金がかからないのが利点です。
時間があれば、一度訪れて、適当なものをダウンロードするなり、「つまみ読み」してみるのはどうでしょうか。
つまみ読みしている内に、続きが気になってどっぷりつかり、そのままキリン読みを強いられてしまうこともあるので注意!(まあ、読みたくて読んでいるのでこれはこれで良いのかも)
 Gutenbergにはなかなか易しいものはないのですが、(例外を除いて)一番易しいグループに入ると思われるのは、次の「オズシリーズ」です(たくさんの作品をGutenbergからダウンロードしましたが、ほとんど中身を見ていないので、確信は持てません)。
でも、多分、オズシリーズ(多読ブックガイドでのYLは5.0-6.0)が苦労せずに読るレベルまできたら、Gutenbergの作品を(うまく選べば)、少しずつでも多読で活用できるようなるのではないかと思っています。
★Baum,Lyman Frank(1856-1919)
 あの有名な「オズの魔法使い」の作者。Baumによるオリジナルの作品は14冊で、続きが、いろんな作家によって書かれているようです。
 Gutenbergで読めるのは、Baumオリジナルの14冊。
  1.Wonderful Wizard of Oz,The(US,224KB)
  2.Marvelous Land of Oz,The(US,254KB)
  3.Ozma of Oz(US,216KB)
  4.Dorothy and the Wizard in Oz(US,240KB)
  5.Road to Oz,The(US,229KB)
  6.Emerald City of Oz,The(US,308KB)
  7.Patchwork Girl of Oz,The(US,329KB)
  8.Tik-Tok of Oz(US,284KB)
  9.Scarecrow of Oz,The(US,261KB)
  10.Rinkitink In Oz(US,280KB)
  11.Lost Princess of Oz,The(US,268KB)
  12.Tin Woodman of Oz,The(US,252KB)
  13.Magic of Oz,The(US,224KB)
  14.Glinda of Oz(US,229KB)
 オズシリーズ以外の作品は、
  American Fairy Tales(US,188KB)
  Enchanted Island of Yew,The(US,217KB)
  Kidnapped Santa Claus,A(US,31.4KB)
  Life and Adventures of Santa Claus,The(US,175KB)
  Mary Louise(US,274KB)
  Master Key,The(US,208KB)
  Mother Goose in Prose(US,259KB)
  Sea Fairies,The(US,247KB)
  Sky Island(US,317KB)
  Surprising Adventures of the Magical Monarch of Mo and His People,The(US,194KB)
  Tiger’s Eye,The(Au,18.3KB)
 Gutenbergからダウンロードした内、多読ブックガイドに作品があって「オズ」より易しいのは、”Black Beauty”(YL4.0-5.0)くらいのようです(ブックガイドのものが、retoldものでなければ)。
 ”Black Beauty”も含めて、今度は動物ものを、
★Sewell,Anna(1820-78)
 「黒馬物語」で有名。retold版らしきものもGutenbergにありました。こっちはもっと易しいのかな?それとも、単なるabridged?
  Black Beauty(US,321KB)
  Black Beauty, Young Folks’ Edition(US,100KB)
★Ouida(1839-1908)
 有名な「フランダースの犬」が、一応動物ものということでここへ。
  Dog of Flanders,A(US,91.1KB)
 他に、
  Bebee(US,309KB)
  Findelkind(US,65.5KB)
  Under Two Flags(US,1349KB)
  Waters of Edera,The(US,407KB)
★Seton,Ernest Thompson(1860-1946)
 「シートン動物記」のシートン(カナダの作家)です。
  Animal Heroes(US,317KB)
  Arctic Prairies,The(US,374KB)
  Biography of a Grizzly,The(US,91.6KB)
  Johnny Bear(US,135KB)
  Lobo, Rag and Vixen(US,178KB)
  Monarch, The Big Bear of Tallac(US,131KB)
  Rolf In The Woods(US,578KB)
  Two Little Savages(US,630KB)
  Wild Animals I Have Known(US,289KB)
★Saunders,Marshall(1861-1947)
 「ビューティフル・ジョー」が有名なカナダの作家。大人向けの作品もある。
 「ビューティフル・ジョー」:ジョーは飼い主に虐待され、とうとう飼い主に噛みついてしまう。怒った飼い主は、ジョーの耳と尾を切り落とす。痛くて鳴いていたジョーは、たまたま通りかかった男性に救われ…と言った物語だそうです(児童文学史より)。
 「黒馬物語」に追随して書かれ、黒馬ビューティ以上に読者の涙を誘うとか。
  Beautiful Joe(US,472KB)
★Terhune,Albert(1872-1942)
 名犬ラッド(Lad:A Dog)が有名。でも、Gutenbergには、その続編(らしきもの)しかありませんでした。
 ちなみに、「名犬ラッシー」(Eric Knight著)は、見つかりませんでした。
  Further Adventures of Lad(US,415KB)
 その他、
  Black Caesar’s Clan(US,369KB)
  Bruce(US,224KB)
  His Dog (US,156KB)
★Rawlings,Marjorie Kinnan(1896-1953)
 「子鹿物語」(The Yearling)が有名。開拓地で生きる親子三代を描く”South Moon Under”や原生林と水に囲まれたクロスクリークでの生活記録”Cross Creek”などもある(そうです。児童文学史からの受け売りですが)。
  Yearling,The(Au,704KB)
 その他に、
  Cross Creek(Au,669KB)
  Sojourner,The(Au,669KB)
  South Moon Under(Au,529KB)
★Wall,Dorothy(1894-1942)
 コアラを主人公にした、「いたずらブリンキー」シリーズが息の長い人気を得る。オーストラリアの作家。
 「ブリンキー」は、動物ものと言うより、ファンタジーらしいが、ついでに。
  Blinky Bill(Au,99KB)
  Blinky Bill and Nutsy(Au,141KB)
  Blinky Bill Grows Up(Au,121KB)
–付録–
*ファイルは、大きなのを落とすか、小さなのを落とすか*
 Gutenberugでは、長い作品は、completeのファイルと分割されたファイルがあったり、短編集のファイルと、短編1つ1つのファイルがあったりします。
 長編は、どっちでも同じような気はするのですが、短編は、小さいファイルの方が、後々扱い易いのではないかと思います。しかし、短編集のすべての短編が分かれてダウンロードできるかどうかは判りません。
 少なくとも、シェークスピアは、シェークスピアのComplete Worksではなく、面倒なのですが、一つ一つの作品を丹念に落とすことをお薦めします。
 と言うのも、Completeは、5.32MBもあり、全作品が(多分年代順に)並んでいるため、最初の”Sonnets”以外の作品はどこにあるのか、探すのが大変だからです。Hamletをちょっとつまみ食いしてみようと思っても、いくら探してもわからず。しまいには「ハムレットはどこだ!Hamlet!!Where are You!!!」と叫ぶはめに陥りかねません。
 その点、作品ひとつひとつを別ファイルで落としてあると、「Hamlet.txt」と言うファイルを見つけて開くだけです。ファイルを、名前順(アルファベット順)に並べてあれば、見つけるのは簡単です。
以上でその4は終わります。

この記事を掲載してすぐにfionaさんからメールが届きました。fionaさんの運動不足を心配しているみなさんのためにそのメールも引用します。

 「週末なのにPCの前を離れない」と言うようなものではなく、今日は割りと天気がよく、今は、ヒノキの花粉飛散の最盛期なものですから。誤解はしないで下さい。(雨なら花粉は少ないんですが)
…私は花粉症なのです。今日は、あまり外へ出たくはないわけです。
それに、あまりにダウンロードした作品がたくさんあるので、急いで書かないと、いつまでかかるやら。
今のところ、落としたファイル数は約2500くらい、1GBくらいあります。児童文学以外も、オースティンやディッケンズ、G.エリオット等有名どころの作品もたくさんあるので、児童文学だけではどれだけかはわかりませんが。
では…、時間ができたら、また、その5を書きますね。

いつか花粉が大量に舞ったら、fionaさんのことを思い出すことにしましょう・・・ fionaさん、お大事に!