「こども」が「学校英語」に会うと・・・

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なんともいえませんね、こういうメールは・・・
こどもが多聴多読で素直に伸びると、こういう感覚になるのですね。
「Merci」さんの二人の娘さんは明るくてのびのびしていて、わたしの友だちです。つまり、会うといつも遊んでもらっています。上の娘さんの学校でとんでもなく昔ながらの英語の授業だと聞いて、心配していましたが・・・

二女が、ついに10万語を達成しました。長女にくらべると、ずいぶんゆっくりした
ペースできましたが、それも彼女らしくていいな・・・と思っています。本人も嬉し
そうに私に報告してくれました。
長女は、46万語ちょっとです。それから、なんと学校の英語の先生が長女の多読に
注目してくださり、2年生からリーディングの時間に多読を取り入れたいとおっしゃ
ってくださっています。もちろん、先生は今まで全く多読のことを知らず、まだまだ
これからですが、近々私の教室に来られる予定です。(長女が読んだことのない本も
購入してあげたい、とかなり気遣ってくださっていました。)
「PGRのeasy startsは、1?2週間で読めるの?」という先生からの質問に長女は「
いえ・・・1日です」と答えながらも心の中では「10分くらいだろう」と思っていた
ようです。で、私も初めて測ってみたのですが、やはり10分でした。先生が多読の
威力に気づくのは、まだまだこれからでしょうね・・・。
そういえば、昨日、長女がこんなことを言っておりました。
「今まで、”英語を英語のまま理解するってどんなことなんだろう?”って思ってた
けど、最近それがどういうことか分かった気がする」と・・・。
「へ?、どんな感じなの?」と聞くと、
「日本語で話したり、聞いたり、読んだり、書いたりするときには、頭の中で何かを
何かに置き換えて訳したりしないでしょ。英語を英語のまま理解するってことは、結
局その「英語バージョン」ってことだって思う。」
ですって!!・・・ひゃ??????っ。酒井先生、13歳の小娘が言うことでしょ
うか・・・。これも「多読効果」ですね(笑)。
「学校英語」に出会って、初めて気づいたんでしょうね。「あれっ!?これは多読の
ときの感覚じゃない」って。そして、「私は英語を英語のまま理解していたんだ」っ
てことに、気づかされたんでしょうね。
私は、昨日のこの娘の言葉を聞いて、本当に多読と出会えてよかったな?って思いました。

さいわい45万語の土台は学校英語にもびくともしていないようです。がんばれYちゃん、そして、そのままマイ・ペースでね、Sちゃん!