みろりろり

Pocket

シャドーイングで登場したCatwingsさんがこどもが言葉を獲得していく様子についても
メールフォームで報告してくださいました。
ちょうど、「書く」のカテゴリーにこれから投稿するおーたむさんの英語に似ています。
いわば「こども」と「こども式」・・・

娘がしゃべり始めた頃の育児日記が出てきました。
赤ちゃんが初めて言葉を発した時って、親は感動こそすれ
その発音はへんだと言って、直したりなんかしませんよね。
親バカまるだしで、それっぽく聞こえるだけでも、上手だ!
すごい!とほめて、もっともっと語りかけます。
そしてそれを繰り返すうち、だんだん上手になっていきます。

そう、だからおーたむさんの英語もちゃんと用を足したのだし、ぼくは直しません!

読み返してみておもしろいなと思ったことがいくつかありました。
■いわゆるナン語(すみません漢字に変換できません)と呼ばれる時期の
生後10ヶ月目のころ
「アットゥクター」「クター」「ヒードゥ」「カエ」「ディラートゥ」
こんなことをよくしゃべっていると書いてあります。
■生後11ヶ月目
上記のものに加えて、ときおり「コヨコヨコヨコヨ、コヨコヨ、コヨコヨコヨ・・・」
と、コヨコヨという連続を上げたり下げたりイントネーション付きでしゃべります。
■生後12ヶ月と10日目
はじめての言葉「ワンワ(犬)」と言う。
その後「ガーヤン(お母さん)」「タータン(お父さん)」など爆発的に
言葉が出始めます。
■1歳4ヶ月目ころ
「ディーディーチャンブーブーッテタ」(おじいちゃんが車を運転してた)
「ハッパユラユラッテタ」(葉っぱがゆらゆらしてた)がお気に入り。
※当時は3語文をしゃべっている!!!と感動したものですが
今考えると違うようです。
「じいじいちゃん、ぶーぶーしてたね」や「葉っぱゆらゆらしてたね」という
かたりかけに対してそのまま繰り返していただけ。
「じいじいちゃん、ぶーぶー、してた」と分けて考えるのは大人だけ。

ここ、Catwingsさん、よく気がついてくれました!
「分けて考えるのはおとなだけ」なのですよね。
こどもは丸のまま繰り返して、丸のまま獲得していく・・・

■2歳から3歳にかけて
日常の会話が立派に成り立ちます。いい間違いが多いのもこの頃。
しゃぼんだま→しゃぼんだら、スパゲッティー→スカベッティー
おひるごはん→あひるごはん、おひるね→おひねる
ホッチキス→ホチキリス
かわいいので直さずそのまま言わせていました。
言葉の獲得は、それらしくまねすることなんだと
よくわかりますね。

ここは我が家のこどもたちのことを思い出しました。
緑色がいえなくて「みろりろり」になってしまう・・・
どこまでも続いて「みろりろりろりろりろり」になりそうなものだけれど、
なんとか「みろりろり」で留まっているのもおかしかった。

こどもにもどってシャドーイング続けるのが一番いい方法なんだと
信じられます(*^^)v
ではでは?。

はい、こどもに戻ってシャドーイングできると
シャドーイングの即効性が発揮されるようです。
でも、なかなか戻れない人(たとえばわたし)も
絶望することはありません!
大阪のshowatchさんの例では、
多聴250時間でこども式シャドーイング50時間の効果があるようです!