読み聞かせ

11月6日 木曜多読講座の報告(英語)!

朝10時、講座を始める準備をしているとYさんが「おはようございます」と現れて、
Yさんの地元の図書館に「図書館多読への招待」が入って、Yさんが働きかけたところ、
多読本購入が始まりそうだというよい報告。

わたしが「多読用図書が入ったら、Yさん、多読サークルを作って、支援をお願いします!」と言うと、
「そうなるといいですね」と応えてくれました。図書館多読の基本的な形が東京西部で始まるといいな!

で、そうこうするうちになんとこの日は全員出席! 8月以来のことですね。
そして本棚の前に立って本の情報交換が始まりました。
みなさん一緒に昼ご飯を食べに行くので、早めに借りる本を選んでおこうというわけです。
このごろはいつも始まってから15分、20分くらいはそうやってなごやかなおしゃべりが続きます・・・

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9月19日 金曜多読講座(英語)の報告!

前日の木曜多読講座と同じように、一口サイズの説明が中心でした。

Read/Aloud では音のこと。つまりピンクのピンク、ピンクの赤、ピンクのオレンジくらいまでは
ほとんど全部文字はrhymeになっていること、だから同じ音が繰り返し出てくる音遊び、
リズム、意外なメロディーの変化などをできれば生き生きと表現したいものだと・・・
でもこれについては別に「町の名前をひとつ」の方で説明していきますね。

最後にピンクのピンクからピンクのオレンジまでをみんなで朗読して自分のbite-sizeを探したのでした。
きょうはここまで!

7月17日 木曜日と 7月18日金曜日の多読講座報告!

まとめてしまいます。どちらもハイライトは一口サイズの朗読でした。

katobushiさんがフォーラムで報告してくれましたが、
両日ともみなさんの前にいちばんやさしいピンク・ラベルの絵本を何十冊も並べて、
適当に手にとってそれぞれに朗読してもらいました。そしていちばん気持ちよく朗読できたと
思う本を1冊、みんなで輪を作って順番に読んでもらいました。

ピンク・ラベルの絵本の中で白眉と言えるのが Ducks in Muck と Cat Traps です。
いつかもっとくわしく紹介できるといいのですが、短いだけにちょっとくわしく紹介すると
全部紹介することになって、著作権違反になりそうです。

で、金曜日は Ducks in Muck を採り上げた人が4人くらいいたのかな?
不思議なことに、duck、muck、truck、luck、stuck、yuck の u の音が後の人ほど安定していったのです。

katobushiさんも書いていますが、絵本の読み聞かせなのですが、
みなさんの前に並べたピンク・ラベルの絵本はどれも頭韻や脚韻になっていたりして、
詩に近いものを選んでありました。それをリズムよく、音遊びを意識しながら
朗読しましょう、という趣旨でした。

そこで、絵本の読み聞かせなのに、朗読する人以外は眼をつぶってもらって
音遊びをしっかり聞いてもらいました・・・それがみなさんの耳を研ぎ澄まさせて、
u の音が安定したのでしょうか? 第一声は Aさんでしたが、その Ducks. が、
実にきれいに響きました。あれが実に大きかった!

けれども、どうしてみなさんがあんなむずかしい音(100人中99人は日本語の「ア」の
音で代用するはず)をすっきり出したのか、わかりません。

わかりませんが、とてもおもしろいことが起きたのかもしれないので、
次回の木曜日にも同じことをしてもらいます。そして、みなさんのリズム、音、
メロディーがどうなっていくか、観察することにします。

なお、木曜日に Fさんが宮崎駿さんの「岩波少年文庫の50冊」という本を
貸してくれました。その中の 105ページと 130ページに、絵をよく見ることに
ついて書いてあって、それは講座の中で一生懸命「絵をよく見ましょう」と
言っているその裏付けと読むことができそうなのでした。
Fさん、ありがとう!

7月4日 金曜多読講座(英語)の報告! bite-sizeと読み聞かせ

図書館本の校正で報告が遅れております。
それで、7月4日の金曜多読講座の報告は以下の短いメモだけにします。

***************************

@シャドーイング Mさん、OKさん
@一口大 Glad you are back.  これを一語のようにポンと口から出す!
@英作文スピーキングのことは「町の名前」 で説明する!
@意味のかたまり → 獲得段階では一口大

***************************

で、このところのわたしの関心は一口大にかかりっきりです。
どう講座の中で進めていくか、
どうみなさんに(受講生そしてこのブログを読んでいるみなさん)に説明するか?
それよりもなによりもわたし自身が一口サイズ・bite-size をどう考えるか?

で、7月4日の講座でMさんが大事な一言を・・・

「読み聞かせたい絵本には一口サイズの本がない!」

なるほどです。参りました・・・
楽しくない絵本を読み聞かせしてもしょうがない、です。
でも、我慢してくださいとわたしは言った。

「シャドーイングと同じで、楽しくないけれども、学校英語の毒を洗い流すには
少し我慢して楽しくない絵本でも一口サイズのために読み聞かせしてください!」

これは正しかっただろうか? いや、妥当な答えだっただろうか?
無理矢理納得させなければいけない指示なんて、やっぱり間違いでは?
(「話す・書く中心クラス」は1年から1年半で卒業してもらいます」という
無理矢理設定したゴールがわたしに無理をさせているのか?)

で、南阿蘇オフからかえってずっとそれが気になって、考え続けて、
あれこれ頭の中でひっくり返して、やっと少し整理がつきました。
やっぱりをさなごのやうに吸収獲得していくのが一番だろう、と。

↓ こういう結論です、今のところ・・・

・・・芸術絵本の内容にほれこんで読み聞かせをするのは、
絵本読み聞かせの会でやってもらおう。いまは芸術絵本の内容ではなくて、
こども向けの絵本の、リズムや音の楽しさを掘り下げる読み聞かせを
中心にしてもらおう・・・

 

 

5月15日 木曜多読講座(英語)の報告!

まずは新しく購入したピンク・ラベルの本をどさっと各テーブルに置いて、
絵を見ながら one-word book talk の本を選んでもらいました。
その間に本の返却をコンピュータに記録しながら一人一人と英語で読書相談。

(バーコードで処理していますが、これはNPO多言語多読開始直前に
ボランティアのみなさんが1ヶ月通ってラベルなどの準備をしてくれたおかげ!
今回の新規購入分もボランティアのYさんがすばらしい早さで登録してくれました。
Yさん、ありがとう!)

で! 次回からは受講生の間で読書相談係を交代でやってもらいます!--これは「話す・書く中心クラス」の四つの方針・・・

※参加者同士で道を見つけていく
※話し言葉で話す、話し言葉で書く
※すべて一口大から!
※やさしい英語の吸収はこれまで通り続ける

・・・のうち、最初の項目ですね。
みなさん、わたしと英語の読書相談を何十回とやっているので、
それを思い出しながらうまく読書感想を引き出してくれるはず!
もし最初はうまくいかなくてもそのうち間違いなく聞き上手になるでしょう。

で、次は選んだ本のone-word book talk
--これは四つの方針の残り全部です。
絵本の各ページを一語ずつでbook talk してもらうと、みなさんの
集中力が違います。絵を食い入るように見つめて、どこに注目して
大事な一語を選ぶか、真剣そのものです。

30分かけて素冊選んで、その本を他の人に紹介しました。
いや実に頭を使いますね、一語を選ぶというのは--
みなさんの様子を見ていて、「やさしい英語の吸収」が非常な密度で
行われているという気がしました。

次に絵本の朗読で一口大をたしかめました。
ここで、ちょっと一工夫をしました。
英語に普段からたっぷり触れているFJさんに、
「話す・書く中心クラス」では新人のFRさんが朗読した本を
朗読してもらったのです。FJさんの朗読で、FJさんは刺激を受けたと
思います。これは今後もやります。
--四つの基本方針の第一項ですね。

ほかにもありますが、一つだけ・・・

みなさんにいっぱい書いてもらうために多読講座受講生が参加する
メーリング・リストを作ることにしました。発足は今月末になりますが、
そこでは二つの規則を守って投稿してもらいます。

*メールを書き始めて送信するまでの時間は5分間にする!
(気楽に投稿するためです。)
*5分間の最大文字数は 200字 とする!
(気楽に投稿するためです。)

で、守るべき付則がいくつか・・・

*間違えてもいい!*何人も添削すべからず!!!!!!
*返信を期待すべからず
*文はできるだけ短く--話したり、読み聞かせするときの一口大!

ああ、長くなりました・・・

追記
講座修了後に借りていく素材を選びますが、全員「字幕なし多観」用の
DVDを借りていくことを必須としています。

5月8日 木曜多読講座(英語)の報告!

4月から講座が増え、新入生がどっと増えたので、
ピンク・ラベルの絵本を増やしました。

でも、それはまず古い受講生に楽しんでもらいます。古い人たちは前からあるピンク・ラベルや赤ラベルの絵本はほとんど読んでいるからです。新着のピンク・ラベルを楽しんでもらって、
ことばの根に栄養を行き渡らせようという目論見!

でも、「話す・書く中心クラス」の場合、それだけではないのです。
今回の講座ではひとりひとりが自分のbite-sizeを確認するために、
新着本をどさっとテーブルの真ん中に置いて、それぞれ片端から手にとって、
静かな声で朗読してもらいました。

30分ほど朗読してから、ひとりひとり、これは読みやすかったという絵本を
みんなに読み聞かせてもらいました。これは「話す・書く中心クラス」の
目標の一つ「仲間と一緒に伸びていく」を地で行くことになりました。
たとえばOさんのえほんはbuttonsが大事だったのですが、それが
「バター」に聞こえたりして、Oさん自身の「音」について参考になったと
思います。

総じて、互いに朗読を聞いてもらうと、意見や感想だけでなく、
それぞれのページへの反応から、わたしたちはいろいろなことを
感得するように思われました。そこから「アンテナが立つ」ことになって、
今後聞き読みや字幕なし多観の時に、何かヒントを得られるのではないかと
想像しています。

その「字幕なし多観」では、50枚ほどのこども向けアニメや映画のDVDを
購入しました。「話す・書く中心クラス」では全面的に字幕なしを勧めて
いきます。成果をお楽しみに!

なお、すでに字幕なしで楽しく多読的鑑賞を始めた人の一部には
字幕なし多観シャドーイングを提案しました。
シャドーイングをしながらでは楽しめないという場合はシャドーイングは
勧めませんが、もし楽しめれば、学校英語の音を脱することが
加速されるのではないかと考えています。

最後に small talk の話題を一言。
ご夫婦でウォーキングを楽しむMさんが、連休中に小金井公園から
出発して、二日連続で20キロ、30キロのウォーキングを楽しまれたとか。
地図を広げて small talk をしてくれました。やはり、話したいことを話す、
書きたいことを書くのがいちばんですね。Mさん、とても楽しそうでした!

small talk の機が熟したことは間違いありません。
講座受講生で twitter か、Facebook かなあ・・・?
いずれみんなで書きたいことを書く仕掛けを作ります。
Skypeおしゃべり会もできるといいな!

1月29日 水曜多読講座の報告です!

Yさんのスペイン旅行 たまたま見かけた結婚式?

講座の始まる直前の5分間「脱学校英語発音講座」は
今回 Oxford Reading Tree の音声からすべての引用例を持ってくる
というすばらしい試み!

前回まではある発音の参考書を引用していたのです。
実はきょうわたしはそれを ORT からの引用に変えましょうと
提案するつもりだったので、この試みには本当にびっくり!
探すのは大変でしょうが、ぜひ続けてくださいと言いました。
探せなくて、脱学校英語発音講座の期間(最初の予定では
3月末まで)が先へ延びてもいいと思います。
やはり自分の耳で確かめたことだけをみなさんと共有したいもの!

講座開始後最初に東と西のテーブルで聞き読みシャドーイングを
している間に、南のテーブルの比較的新人たちと読書相談。
TOEIC750点の人、講座に来る前に100万語読んでいた人は、
(これからも絵本を読み続けてもらいますが)
早くも次回から聞き読みシャドーイングへ!
(二人は1`昨年10月26日の無料体験講座に参加して、
11月から受講。)

けれどもきょうは新人たちの読書相談は少し早めに切り上げて、
東と西のテーブルで読み聞かせとブックトークを、全部では
ありませんが、しっかり聞きました。

今回読み聞かせですばらしかったのはMさん。
リズムに気をつけていたのもすばらしかったのですが、
内容に合わせて声音を変えていました。
題材は Cat Traps と言えば知っている人もいるでしょう。
一文が短くて、しかも適度な間を作るとおもしろさが増します。

みなさん、読み聞かせる絵本の bite-size と、リズムを意識していて、
(bite-size はリズムを作って朗読できる文または区切りの長さのことで、
一口サイズとも)
たとえばSさんのように、適切な本を選んで、文の長さも、区切りも
意識して上手にリズムを作っています。
慣れれば少しずつ一口サイズが大きくなっていくと思われます。

book talk は東・西のテーブルには熟練組と比較的新人組がいます。
熟練組は英文の要約メモを作って、しかしそれはほとんど見ずに
本の紹介をしました。要約に対する質問もかなり出始めました。
新人組はメモをほぼそのまま読み上げます。
質問は少なめですが、少しずつ増えていくでしょう。

Look and Ask は先週に続いてYさんのスペイン旅行の二度目。
今回も、訪ねた場所の名前を書いた大きな紙を見せながら、
想定問答集(?)で説明してくれました。
プロジェクターでスライドを大きく見せるので、
結構旅のお相伴をしたつもりになれます。

Yさんのスペイン旅行 たまたま見かけた結婚式?

Yさんのスペイン旅行 たまたま見かけた?結婚式

左はファシリテーターのNさん。
来週はBさんのアメリカ滞在の思い出--楽しみです!

例によって受講生のみなさんから講座時間内の活動について提案が
ありました。2月12日の講座の後半1時間を「お悩み相談会」にするのだ
そうです! すごいですねえ・・・ そして発表者(?)も二人決まって、
その人たちの報告を中心に多読の進め方、悩み、疑問などについて
話し合うということのようです--これ楽しみ!!

1月15日 水曜多読講座の報告です!

写真

きょうもたくさん書きたいことがありますが・・・

(わたしの今年の抱負 「スロー・ダウン!」 は先週ほどうまく行きませんでした。
ちょっと声を張り上げ気味だったと思います。68年間の癖は簡単には消えないようです。
来週はマスクをしようかと考えています。)

読み上げの練習をしてきましょう! と厳しく言いました。
わたしが課題を厳しく言うというのはめずらしいので、みなさんびっくりしたと思います。

つまり、読み聞かせ(朗読)はする方にも聞く方にも非常によいものだけれども、
講座では読み聞かせそのものをもっと楽しいものにして、
しかも話すことへそれには多読や多聴と同じく読み聞かせの「量」を確保したいと思うのです。

そこで、練習して来なかった場合は読み聞かせはしないこと、とお願いしました。

もう一つお願いしたのは、自分の読み聞かせの bite-size を意識しましょうということです。
たとえば Yさんは5語から6語くらいだそうです。4語ならほとんど文をリズムよく読めます。

(bite-size とは「一口大」のことと思ってください。
食べ物なら気持ちよく口の中で噛める大きさ、
文章なら、すっと抵抗なく、リズムよく、気持ちを乗せて読める一文の語数です。)

日本語と同じように、英語にちょっともリズムがあり音の仕組みがあるわけで、
それを少しずつ吸収するのに、この bite-size  という考え方はたぶん有効だろうと
今のところ考えています。

一方で、英語のリズムやメロディーや音の繋がり方や一つ一つの音を獲得するために、
聞き読みシャドーイングをしつつ、他方で朗読でその獲得した音を活かす。
それはいつか自分が話す英語の聞きやすさ(分かってもらいやすさ)にも通じるはずだと
予想しています。

これは大事なことなので、今後も報告を続けます。
というのは、何も講座に出なくても、自分の現在の bite-size を意識して、
それに合った素材で朗読(読み聞かせ)に慣れることは可能だからです。
つまり・・・

どんな素材でもよいので、とにかく朗読してください。
それでつっかえずに、リズムよく読める最大の文の長さがあなたの朗読 bit-size です。

(講座では朗読の時のリズムを意識してもらいます。「ここが言いにくかったでしょう?
ちょっと長すぎましたね」とか、「この文は長い割にリズムよく朗読できましたね。
文が実はいくつかに分かれていて、それをうまくかみ砕いたからですね」という具合に。)

最初は一文が1語か2語の短い絵本から始めて、一方で短い文の多い本を聞き読み
シャドーイングして、リズムよく読めるようになったら少しずつ一文の語数を増やして
いきましょう。

というわけで、bite-size を意識して少しずつ長い文を朗読することは
ほとんどだれでもできると思うのですが、どうでしょう?
同時並行で聞き読みシャドーイングをお忘れなく。
なお、bite-size 朗読 についてみなさんの質問、感想、意見を求めます!

ああ、長くなるとは分かっていたけれど・・・

読み聞かせではMさんが新しい工夫、Sさんが small talk ですばらしい下調べを、
そして Look and ask. では、新しいやり方が提案されて、講座はみんなで
作っています! みなさん、ありがとう!!

Sさんは前々回のMさんのsmall talk を聞いて、アメリカには(?)
おばあちゃんが孫たちのために Christmas socks を編んで贈る習慣があると
知りました。そこで、20年くらいも前にあるお年寄りからもらったサンタを
編み込んだ靴下の意味がわかって、そのことをsmall talk で話してくれました。

写真

ついでに(?)、インターネットで調べたクリスマスの贈り物についても
英語で話してくれました。たとえばクリスマスおむつ(赤ちゃん用!)が
あるのだそうですね。

受講生のみなさんはすばらしいのですよ、とにかく!
みなさん、機会があればぜひ一度講座を見学に来てください。
こういうことが「自分から学ぶ(獲得する)」ことなんだ! と目から鱗のはず・・・

(「自律的学習者」とよくいう文科省に見せたい!)

12月25日 水曜多読講座の報告です!

My Roots

今年最後の水曜講座でした。

前半は一人5分ずつ、さかいに尋ねたいことを質問する時間に。
みなさんそれぞれに悩みや希望や注文がありました。
全部「カルテ」に書いておきました。

時々(時間があれば毎回?)こういう風に受講生がわたしに質問する
機会を作らなければと思いました。というのはMさんが「読む聞く時間がない」と
悩みを語ってくれたのです。

Mさんはすでに書いたようにくわしいメモを作ってきて small talk を超えて
プレゼンテーションに近い話を英語日本語まじりで語ってくれます。
その出来はすばらしいもので、多読的ライティングを超えてessayに近いもの
なのですが、数日かかってしまうとのこと。

My Roots

My Roots と題したこの発表はなんと3ページに及びます。
英文を書きながら、辞書を調べながら、Mさんはたくさんのことを
吸収したに違いありません。それに、うまく書けなかったことが頭のどこかに
残って(これを「アンテナが立つ」と呼びます)今後聞いたり読んだりしながら
表現の吸収がよくなることでしょう。

けれども、わたしは福岡女学院の坂本さんの 多書:多読=1:100 を思い出して、
(この数字はまだ予想にすぎませんが)
読む・聞く量を確保するためにMさんに提案をしました。
それは、今まで1回で語っていた small talk の内容を何週かに分けるように
しましょう、というものです。さあ、1月からどうなるか?
これもまた実験です。結果は報告しますので、お楽しみに。

後半1時間はみんなで読み聞かせ会。
みなさんだんだんうまくなって、例によって盛り沢山!
演技する人あり、間の取り方がうまい人あり、読み聞かせをはじめて
かなり時間が経ちますが、みなさんどんどん学び取るのですね。
本当に「先生」などというものはいらないのだ、ちょっと先へ行っている人が
道を示せばそれでいい。時には「今までと違う道がある」ということを
見せるだけで、みなさんはだれの道とも違う「自分の道」を開拓していくのですね。

その典型にして刮目すべき展開がSさんでした。
なんと絵本の英語が多少長くてむずかしいというので、
簡単で短い英文にリライトしてしまった!
そしてそれを長巻紙のようにプリントアウトして、絵本の表紙と裏表紙に重ねて
ちょうど紙芝居のように朗読することにした!

Sさんのリライトはまさに「多読的ライティング・スピーキング」の目指しているところです。
多読的ライティング・スピーキングの英文は「やさしい」基本的な語だけを使います。

(Mさんはいわば多読的ライティングを跳びこえてessayライティングに行ってしまった
のですね! 時間があれば、Mさんのessayを「やさしい」語を使って書いたらどうなるか、
見本としてお見せしたいと思いますが、ちょっと先になるかな?)

Sさんの簡単な英文も、近いうちに写真でお見せします。

Yさんの悩みはもっと聞けるようになりたいとのこと。
わたしは非常にあっさり、たくさん聞いて楽しめば楽に聞けるようになります、
とだけ答えましたが、Yさんはそういう答は予想していたようでした。
わたしも、もうちょっと答え方があったと反省。1月になったら、もう少し考えて
よい(かもしれない)方法を提案しましょう。

いずれにせよ、新年が楽しみな最終講座でした!
受講生のみなさん、報告を呼んでくださるみなさん、新年もどうぞよろしく!