事務局便り

多読は愛!~日本語多読ブックトーク報告

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アメリカのノートルダム大学のH先生から楽しい写真が送られてきました。
こちらの大学では図書館での「日本語多読」の授業があります。
そこで、ある学生が「聖☆おにいさん」にはまっているそうです。
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日本語の多読授業があちこちで始まった・・・

昨年あたりから、海外や日本国内の語学学校や大学、高校で日本語多読授業が始まったというニュースが届くようになってきました。今日は、都内某私立大学のS先生による選択科目、多読クラス第1回目の報告をおとどけします。
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2月3日「NOPPERABOU」の試写会に行ってきました!

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報告が遅れましたが、2月3日(火)、短編映画「NOPPERABOU」の試写会に行ってきました。(@なかのzero)
これは、すでに10月にここでお知らせした通り、2009年にしんじゅく多文化共生プラザの日本語多読クラスに来ていたクリス・マッコームスさんが、私たちの「よむよむ文庫」の「むじな」を読んで、それをヒントに仲間と作った映画です。スタッフ6人で試写を見に行きました。(左から2人目の男性がクリスさん)
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「映画中に本がはっきり映りますよ」と聞いていたとおり、本も登場。多読をした人の中には、これまでも自主的にお話を書いてくれたり、扮装してブックトークをしたりという人はいたけど、映画を作ってしまったというのは初めてです!

さて、映画は・・・ほどよい怖さ?に仕上がっていてさらりと意味深な終わり方もよかった。スタッフの一人からは「彫りの深い西洋人を『のっぺらぼう』にするのは大変・・・」との感想も上がっていました(笑)。

「よむよむ文庫」レベル3、Vol.1を初めてクリスさんが読んだのは、2009年7月2日。
NPO多言語多読のトップページのキャッチアップ動画「多読授業とは?」パート1に読んでいるところが映っています(証拠の映像は35~37秒あたり)

詳しくはこちら→https://tadoku.org/blog/blog/2014/10/24/1203

3月1日には、銀座で上映会が行われるそうです。
こちらをご覧ください。→http://www.tokyo-cowboys.com/

 

2月1日 埼玉県川口市日本語スピーチコンテスト報告

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2015年2月1日(日) 13時30分~16時30分に、「第6回川口市日本語スピーチコンテスト」が、川口市日本語スピーチコンテスト実行委員会主催、川口市教育委員会後援、川口市在住外国人サポートネットワーク協力で、川口総合文化センター・リリアにて開催されました。

審査員は、川口市教育委員、財団法人埼玉県国際交流協会理事長、外国人大学講師、日本語教師、多言語多読スタッフ(昨年に引き続き、審査員を頼まれました)。
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(受賞者と審査員)

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今年は4カ国6名が出場。テーマ「つながる」で、日本での生活、日本人との交流などを通して考えたこと、感じたことを、また自国の話をユーモアや感動を交えて5分間スピーチで披露しました。

スピーチコンテストの各賞を受賞した方は以下の通りです。

金賞   『電車の中で見る日本』              崔 眞英(チェ ジンヨン )   韓国
銀賞   『思いやり』                            エジェクポクポ オメナ   アメリカ
銅賞   『日本語の素晴らしさ』                劉 可妍(リュウ カケン)    中国
敢闘賞 『一人っ子政策』                  李 超祥(リ チョウショウ)   中国
『わたしと日本をつなぐ場所~日本語教室』      李 朱郷(イ ジュギョン)    韓国
『日本とネパールの架け橋』                デェヴィコタ デェヴィ プラサット   ネパール

金賞に選ばれた崔 眞英さんは来日して5カ月、渋谷の日本語学校へ通っています。 スピーチは 『電車の中で見る日本』。

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日本の朝の満員電車には驚いた。混んでいる電車の中で息をするのも苦しいのに、新聞を読む人、韓国人と違い無口で無表情な人。ある日、満員電車の中で気分が悪くなり倒れた人がいたが、韓国なら大騒ぎになり、大丈夫かと心配して声をかけるのに、やはり日本人はだれも何もしない。無表情な日本人にびっくりした。ところが電車が次の駅に着くと、非常ベルを鳴らす人、駅員さんを呼んでくる人、周りの人がみんなで倒れた人を助け出した。無関心ではなく、静かで実は優しくて素早い日本人。とても感心したと語ってくれました。

銀賞は中学校で英語を教えているエジェクポクポ オメナさん。2011年、東日本大震災の時に秋田県に留学していました。被災して夫を亡くした老婦人の稲刈りを手伝に行った時の話です。

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稲刈りの最中に、オメナさんは気付かずにカエルを殺しそうになった。その時、とっさにおばあさんがカエルを助けてくれた。夫を亡くしたおばあさんが小さなカエルの命を大切に思った。「わたしたちとおばあさんとカエルは思いやりでつながっている。思いやりには文化を超える力がある」と力強く語りました。

 銅賞は来日1年の劉さん。「日本語の素晴らしさ」を、例をあげて話しました。「一生懸命」は命を懸ける。新月から3日目に出る「三日月」、きれいな夕焼けの「黄昏」、結び付き助け合う「絆」…。「素晴らしさを感じる」と語り、これからも日本語の言葉を正しく勉強していきたいと結びました。

それぞれ、細やかな観察眼の光った素敵なスピーチでした。
みなさんのお住まいの地区でもきっと、日本語スピーチコンテストが行われていると思います。ぜひ、一度足を運んで、日本に住む外国の方と「つながって」みてください。
(田中)

12月23日英語多読講座生の忘年会報告

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木曜日と金曜日の「話す/書く」講座メンバーが中心となって忘年会が企画されました。
「仲間は多いほうが楽しい」との事務局の声かけで参加者は20名になりました。

以下、幹事役の木曜日講座Fさんの報告です。

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イタリア・フィレンツェの多読コース!

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英語多読が成果を上げ始めた頃、2002年からスタートした日本語多読。本を作るところから始め、少しずつ実践もしてきました。共感して下さる先生仲間も増え、また海外で始める先生も少しずつ増えてきました。
今日は、イタリア・フィレンツェでの多読クラスの様子をご報告します。

先生のIさんは、アスク出版から「レベル別日本語多読ライブラリー」が出版される頃、連絡をくださった方で、イタリアからリライト作品を何回も送っていただきました。「にほんご多読ブックス」に彼女の作品が2作品入っています。常に多読を支援、協力して下さっていたIさんですが、それでも多読授業を始めるまでに8年!という長い歳月がかかりました。上司と同僚の理解、カリキュラムの問題、本の準備など、海外で多読授業を始めるには大きな壁が立ちふさがっているのが現状です。

めでたく、この10月から試験的な多読コースが実現したのは、フィレンツェにある「スクオーラ・トスカーナ」という語学学校。普段は週に一回、普通コース(文法・会話中心)を受けています。校長が多読に大変理解ある方だそうです。
以下、I先生の報告(要約)です。
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コースは1回90分×10回で、希望者を募ったら6名集まりました。
年齢は22歳~61歳の方がいます。
全員レベル0から始めてもらい、今は、一番進んでいる人がレベル3に入りました。
受講者はとても楽しんで本を読んでくれています。1回に一人4~6冊の本を読みます。(予想以上に速 いスピードです)
多読にハマってくれる学習者がこんな身近なところにいたなんて、私にとっては驚きでした。
彼らには、まだまだ本当に本が足りません。
学習者をぐいぐい引っ張ってくれる初級前半レベルの読み物がたくさん欲しいです。

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(私たちが書いた本がずらり!「〇〇さんのおすすめ」という付箋が貼ってあります。ふむふむ、やはり「良さんシリーズ」人気者・・・。)

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写真の学生さんたち、すごーく熱心に読んでいます。
自力で読んでわかる・・・この喜びは大きい!

6名のうち、一人がリタイア、あとは5名が1月からも継続受講希望だそうです。
悩みはとにかく本不足。どうにかならないものか・・・。
(粟野)

11月21日(金)第10回 日本語多読の会

参加者は2人。

初回からずっと通っている中国のCさんは、ものすごい集中力で一回に10冊~20冊軽く読んでしまいます。今日も、まずは多読ライブラリーのレベル2をひとセット読み、その後は絵本を読み進めていました。はじめて来たときにはひらがなを読むのがやっとというレベルでしたが、ぐんぐん日本語を吸収していっている様子が見てとれます。

韓国のCさんは、数回お休みしていましたが、久しぶりに顔を見せてくれました。今までの聞き読みスタイル(CDを聞きながら自分も声を出す)を少し変えて、今回はCDを聞くときは自分は声を出さず、自力で読むときはCDを聞かない、というふうに読み方を使い分けて進めていました。しばらく多読ライブラリーのレベル2を読んだ後は、絵本を手にして、楽しそうに笑いながら読んでいました。

2時間ほど読んだところで、今回も今日いちばん好きだった一冊を紹介してもらいました。

韓国のCさんが選んだのは「象のトンキー」。おなかをすかせて芸をしたトンキー、象を殺さなくてはいけなかった青年の気持ちを思うととても悲しい、戦争は悪い、と話してくれました。中国のCさんも前回この本を「いちばん好きな本」として紹介したばかりだったので、「いつ読みましたか。先輩ですね!」なんていう会話もありました。

中国のCさんの一冊は「最後の葉」。オー・ヘンリーは知っていたけれどこのお話は初めて読んだそうです。病気で気持ちが弱っている友人のために雨のなか葉の絵を書いたおじいさんと、そのおじいさんの死というストーリーを話してくれました。日本語の吸収が早いこと。

今回はふたりでゆったり静かな会でしたが、来週は誰が来てくれるでしょうか。楽しみです。

(渡辺奈緒子)