2月15日(日)オンラインで第3回「たどく支援者のお茶会」がオンラインで開催されました。
今回から、日本語多読をはじめ英語や韓国語など多言語多読の支援者、そして多読支援に興味がある方にも気軽に参加していただけるようになりました。
当日は、国内外から日本語多読支援者や日本語多読に興味がある方をはじめ、英語多読の支援者、30名ほどが参加し、交流が行われました。
参加者は以下のようなトピックに分かれ、ざっくばらんに多読にまつわるおしゃべりを楽しみました。
(1) おすすめの多読用読みものとして挙がった本
絵本『じてんしゃにのったそば』Kids Read aloud – Noodles On A Bicycle 🍜
仮面ライダーの本(辞典のようなもの)
初級のクラスでは、『やさいのおなか』などの絵本
NPO無料の読みもの『泣く女』
谷川俊太郎『平和と戦争』『ぼく』『しんでくれた』
京極夏彦の怖い絵本のシリーズ
(2) 支援現場のなやみ
必修などの授業で、スマホをずっと見ている(中毒)、おしゃべりをしている、寝ているなどで、読めない、読まない、日本語学習に嫌気をさしている学習者の話題が挙がりました。
→細切れに活動を入れるとどうか(じっくり読みたい人は分けて、読ませておくと本来の多読ができる)
→授業一回ごとの目標を立てさせるのもいい
(3) 子どものための多読用読みもの作成
学科学習支援につながる、ノンフィクションの多読用読みもの作りに向けたアイデア交換がありました。
(4) 地域での多読支援
日英独の多読支援者の方で、地域に多読の輪を広げる方法・課題について話し合いました。
①開催時期 ②人集め ③会費・多読本 ④開催方法(オンライン・図書館・公民館など)
(5) 多読研究
母国の読書習慣の違いによる多読のアプローチについてや、文字依存率と音声依存率が違う可能性、認知スタイルによる多読のやり方の違いなどが話されました。
参加者からの感想:
・英語多読の方とお話できて、とてもよかったです。特に多読研究で、文字と音声の話をするとき、自分の日本語多読支援体験と英語多読体験を行ったり来たりしながら多読について考え、皆さんとシェアできとても充実していました。
・多読支援されている方にお会いできるだけでも何だかホッとして嬉しかったです。
・支援者の悩みでは、ほかの方々の経験も聞けて参考になった。それによって、自分の授業の状況を外から見られてよかった。また、対処方法として出てきた考えがこれからの授業アイデアとして参考になると思った。
・自分一人では気付かなかった発見が多数、ありました。
・いろいろな悩みや経験をシェアすることができて有意義でした。ありがとうございます!
次回は5月の日曜日に開催する予定です。
多読に関心のある方ならどなたでも無料で参加できます。
多言語の多読支援を行っている方、
多読支援をこれから始めてみたい方、
多読研究に興味のある方も、
情報交換や交流にぜひご活用ください。
(正会員 目白大学 高橋亘)
