先月18日(日)に東京の大田区立羽田図書館で、久しぶりの英語多読講演会がありました。講師は理事の酒井邦秀でした。
参加者は、親子連れを含む11人。
報告を館長の凍田さんにお願いしました。
酒井先生の羽田図書館多読講座は久しぶりでした。酒井節は健在で、とても嬉しくなりました。
今回はワークショップから始める形式を取り、それから多読についての説明が続きました。
ワークショップでは絵をよくみる大切さを体験。眼鏡や変なおじさんを探して、参加者は盛り上がりました。しっかり時間をとり、ORTの特徴をつかむことが出来たと思います。図書館と多読の親和性、有志で集まって多読をすることの重要性を熱心にお話して下さったのが印象的でした。
その後、主にORTを使って、参加型レクチャーが続きました。日本の学校英語教育と、実際の英語との違いを具体的にお話いただきました。学校英語に慣れた方にとっては、目からウロコのお話だったのではないでしょうか。参加者も興味深く聞かれていました。「ちがーう!」という先生のセリフに、分かっていても引き込まれていくのはどうしてでしょうか。
今回の参加者は、帰国子女の方、親子連れで海外経験のある方、英語をやり直そうという思いを持たれている方、多読体験者など様々でした。皆さんとても熱心で、参加者同士もお話が弾んでいたのは主催としても嬉しいことでした。質疑応答も活発で、子育て論にまで話は発展。時間を大幅にオーバーして終了しました。先生はまだまだお話足りないようでしたが、お楽しみは次回に継続となりました。
最後は先生と固く握手してお別れ。先生、いつもありがとうございます。またお会いするのを楽しみにしております。(アンケート抜粋)
・去年の10月から多読を始めたのですが、最初のころと比べて勢いが落ちてきたと感じるようになりました。今回、酒井先生のお話を聞けてまたやる気が出てきました。
・先生が優しく楽しく教えて下さったので、子供も楽しめました。が、2時間は幼児には難しかったので、ご迷惑をかけてしまいました。もう少し大きくなったらまた参加したいです。ありがとうございました。
・おもしろかったです。先生の“ちがう~”で日本語とちがう英語の感覚を取り戻そうと
・ORTの魅力を知り、娘(1歳)と楽しみたいと思いました。熱意のこもったお話、ありがとうございました。
・今まで気が付かなかった点を教えてもらいました。
・熱意とユーモアのある講演でとても有意義でした。2hあっという間でした。
・英語の新しい角度をみつけることができ、大変嬉しいです。(羽田図書館館長 凍田)