8/25(日)「英語多読ってどんなもの?~ワークショップで知る・楽しむ!やさしい絵本から始める英語多読~」@河内長野市立図書館 報告

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8月25日に大阪府河内長野市立図書館で、「英語多読ってどんなもの?~ワークショップで知る・楽しむ!やさしい絵本から始める英語多読~」が開催されました。講師はNPO多言語多読理事のKatobushiが務めました。報告は担当の楠本さんにお願いしました。

講師をお迎えして行う英語多読講座に、今回は当館では初めてKatobushi氏を講師としてお迎えしました。
講師からのご提案もあり、ワークショップを取り入れることにしました。

「多読とは一体どういったものなのか?」
それを、「新しいスマホを買った場合」という例えで分かりやすく説明し、皆さんに多読のやり方を知ってもらったあと、ワークショップを行いました。

まずORTを何冊か読みました。つい真面目に読んでしまうところを、講師は「知らないことばは景気よく飛ばせましたか?」と明るくサポートされます。
そのあとグループに分かれて、RTR、ICRなどほかのやさしい絵本を読み、本日のお気に入りの1冊をお互いに紹介しあいます。これが大盛り上がりでした!
登場するキャラクターがすっかり好きになった方、心に残った場面をお話しする方、知らないことがあって面白かったという方。
皆さん初めて読んだとは思えないくらい、本の世界を楽しんでおられました。
各グループで一番取り上げられたのは『Elephant and Piggie』シリーズでした。
いつもは大人の方にはあまり借りられない本ですが、じっくり読むと、大人だからこそわかるものがあるようです。
あらためてこのシリーズの良さを感じました。

最後に、英語多読には仲間がいることが大事ですよ、と当館の英語多読体験会(ひろば)も紹介いただき、また来ていただくようにお話しいただきました。

参加者からは
「実際にやってみると、よくわかりました」「絵も活用することで、英語の理解につながるということに感心しました」
などの感想が上がりました。英語多読のやり方を理解し、楽しい時間を過ごしていただけていたようでした。

私たち司書3名には、支援の三原則、「教えない」「押し付けない」「テストしない」を教えていただきました。

本日は関西で英語・日本語の多読支援をされている方もサポートに入っていただき、私たち運営側も一緒にワークショップに参加しました。
ワークショップでの盛り上がりを見て、次の体験会(ひろば)の運営にも参考になりました。
参加者はもちろん、運営側の私たちにも学びの多い1日でした。

(河内長野市立図書館 楠本)