毎週土曜日の「にほんごの本を読む会」を再開しました!

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新型コロナウィルス感染拡大のため、開催の難しい時期が続いていましたが、ようやく4月から、しんじゅく多文化共生プラザで「にほんごの本を読む会」を再開しました。

申し込みも登録も要りません。誰でも無料で自由に参加できます。
時間はコロナ前より少し早くなり、15:15~16:30です。
毎回、何人参加するか、どんな人が参加するかわからず、ドキドキします。

4月5月は平均5人前後の参加がありました。日本語学校の学生さんや日本で仕事をしている人、仕事を探している人などさまざまです。日本語のレベルもいろいろですが、それぞれに本を楽しんでいることが感じられ、参加者同士の交流も見られ、再開してよかったなと思いました。

しんじゅく多文化共生プラザには、NPO多言語多読執筆監修のレベル別日本語多読ライブラリーや「にほんご多読ブックス」など多読用の本が常備されています。他にもNPO多言語多読のウェブサイト上の「無料の読みもの」には、ひらがながやっと読める程度の人でも読めるやさしい本がたくさんあり、スマホで読めますが、まずは本に慣れてもらうために、会では印刷製本して用意しています。
その中で、特に人気があるのは「どうぞどうも」「野菜の花」。初めて参加したビギナーに読み聞かせをしたり、一緒に考えながら読んだりしています。

「にほんごの本を読む会」をどのようにして知ったかもさまざま。
すでに参加している友だちや家族に連れられて来る人や、以前参加したことがある人に紹介されてくる人が多いのですが、最近参加したタイのSさんは、「オンライン日本語多読クラブ」に参加したことがあり、そこでこの会のこと知り、観光旅行で東京に来たので参加した、とのことでした。
また、Lさんは、3月に行われた、新宿NPO協働推進センター主催の「NPOまつり交流大会」で多読を知り、サイトで調べて参加したそうです。

これからも、いろいろなところで「にほんごの本を読む会」のことが広まり、多くの人に本を楽しんでもらえることを願っています。

(正会員 白石)