3/21(火・祝)「親子で多読! ~読み聞かせ&相談会~」報告

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オンラインで親子向けの読み聞かせイベント&お悩み相談会を開催しました。講師は、荻野藍さん(理事、親子多読講座講師)が務めました。8組の親子の参加がありました。

最初に “One two three clap” という手遊びをして親子でスキンシップをとってもらいました。すると、みるみるお子さんの顔がほころんでいきます。「えほんすきなひと〜?」の問いかけには、元気な声で「はーい!」とたくさんの手があがりました。いよいよ読み聞かせの時間です。

Oxford Reading Tree の中から1冊目は Big Feet、2冊目は Can you see me? を読みました。絵を見て日本語でどんどん語りかけながら、時々英語もまぜつつ、絵本を通してたくさんコミュニケーションを取ります。これなら「英語絵本の読み聞かせ」と肩肘張らずにお家でも気楽にできそうです。

続いて、荻野さんとこの日臨時で補助に入ったKatobushiから、子供に人気の絵本を紹介しました。

後半は、親御さん向けに多読の説明と、お悩み相談の時間となりました。質疑の時間には、「本選び、どうすれば?」「音声の使い方は?」「図鑑など興味があったら年齢関係なく読ませていいか?」「どうやって時間を作る?」「本のレベルが子供に合ってるかわからない」など、たくさんの質問がでました。

ひとつひとつの質問に、一般論ではなく、必ずお子さんの様子と親御さんのお気持ちを聞いてから答える荻野さんの姿は、この日ずっと強調してきた「周りと比べずにお子さんをよく見てその子のペースに合わせる。親と子の“楽しい”の交点を探して親も子も楽しむ。」という親子多読で大事な姿勢をそのまま表していました。

参加者の声(アンケートより抜粋)
  • あまり知らない人に対しては、娘はコミュニケーションを取らないことが多いので、本日は発言数は少ないですが「たまご」などと答えていて、親はちょっと喜んでいました。
  • とても、わかりやすく不安に思うことにも答えてくださり、感謝しています。
  • ORTを読むときに日本語でたくさん語りかけていたこと、(いついつまでに誰々が何々ができた等の)ちまたの情報は無視していいということが印象に残りました。
  • 親子多読3原則を教えていただいたこと、焦らないこと、というのが印象に残りました。
  • 10歳のこどもとの参加でしたが、手遊びをとても楽しそうにしていて、私も久しぶりで、とてもいいなと思いました。

4月から親子多読講座が開講予定です!

4月に開講予定の親子多読講座では、全4回・2ヶ月かけて、それぞれの親子に合った多読のかたちを見つけるお手伝いをします。絵本の選び方や、読み聞かせのやり方の紹介だけでなく、参加者同士の交流・親子多読体験のシェアを通して、SNSや周りの情報に振り回されずに、落ち着いて「マイペース」に親子多読が進められるようにサポートします。ぜひご参加ご検討ください。

詳細・申込み
https://tadoku.org/english/oyako-tadoku-course/

(Katobushi)