3/13、27(日)英文多読講座「よむ みる 声にだす  会話する」@おおぶ文化交流の杜図書館 報告!

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3/13、27日の2回にわたり、おおぶ文化交流の杜図書館で英文多読講座がオンラインで開かれました。
講師はNPO多言語多読の酒井邦秀理事です。テーマは、「読む、観る」の先にある「声に出す、会話する」でした。
担当の江川さんと藤田さんに報告していただきました。
13日は、37名、27日は25名の参加があったそうです。

3月13日(日)第7回英文多読講座「よむ みる ”声にだす” 会話する」

 

昨年度、第6回英文多読講座として「よむ みる 声にだす」をテーマとした講演会を行ない、今回は
前回からの継続・発展的な内容となりました。第7回では”声にだす”所に焦点を当て、酒井邦秀先生の
軽妙な語り口によって、講演会が行なれました。学校で習うような文法・発音にとらわれず、ネイティブの
発音を聞いたまま声にだすことにより英語を習得していく「シャドーイング」のノウハウを、参加者全員が実際に
声を出しながら学び、オンライン形式ではあるものの現地参加型の講座に近い雰囲気となりました。
様々な多読的シャドーイングの方法が紹介され、皆で実践してみる様子は非常に楽しく、スタッフも一緒に参加させて頂きましたが、講座後はシャドーイングを自分でも掘り下げてやってみようという気持ちになり、充実感のある講演会でした。
(大府多読スタッフ江川)

 

3月27日(日)第8回英文多読講座「よむ みる 声にだす ”会話する”」

2週間の間をおいて行われた第8回英文多読講座では”会話する”をテーマに、シャドーイング実践と「多読的スピーキング」についてご講演いただきました。個人的な感想として、今回の講座により英作文スピーキングと多読的スピーキングの違いが明確になったことで、英語を『話す』ことに対してのハードルが
下がり、以前より親しみを感じることができた。トレーニングとしてまずはハミングシャドーイングを好きな洋画を観ながらはじめていこうと思いました。
(大府多読スタッフ藤田)

両日ともに14時~16時の講演時間を予定していましたが、本編終了後の酒井先生の質疑応答コーナーは例年同様非常に盛り上がり、各日時間を延長して実施しました。昨年度の開催と同様新型コロナウィルスによる制限による影響があり、年度末のオンライン開催となりましたが
忙しい時期であるにも関わらず、多くの方が参加してくださり、講座は大盛況となりました。

以下はアンケートからの抜粋です。
・酒井先生が今回初めてアウトプットの分野に触れられるということで参加する前からとても楽しみにしていました。

・実際に講演を聴いて”よむ”ことから”会話する”へと繋がっていくイメージを膨らませることができましたが、同時に大量のインプットである多読の大切さを再確認することもできました。酒井先生、おおぶの皆様ありがとうございました!

・シャドーイングのことやどんな心構え(気楽に、今を楽しむ)でいれば良いのかがわかりとても良かったです。

・これまで断続的ですがシャドーイングをやってきて、でも話すことになかなかつながらないのが悩みで今回の講座に参加させていただきました。酒井先生の「日本語混じりでも良い」「日本語混じりの方が話すレベルが上がる」というお話に納得。これまで自分で話すことにブレーキをかけていたのは、「正しいか」「失礼にならないか」を気にしすぎていたことでした。先生の「詰まってしまうのは最悪」「黙り込むと質問したほうは色々なことを考えるから、一言発してそこから救ってあげることの方が大事」というお話、心に沁みました!

・酒井先生のお話しを伺って、日本語では当たり前に話している事なのに英語だと文法ばかりがまだまだ自分の中で先走っていると分かり目から鱗でした。

・シャドーイングも会話ももっと簡単な所から初めていいんだ、一語二語の単語でも会話になるんだと、無理して文章にしようとしなくていいんだと知れて良かったです。

・もっともっとハードルを下げて今日知ったことを続けていきたいと思いました。

・酒井先生の説明だけでなく、多読経験者と一緒にデモンストレーションもしてくださったので理解が深まりました。ありがとうございました。