12月5日(日)オンライン・特別企画「韓国の絵本を読んでみよう」報告

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12月5日(日) にオンライン特別企画「韓国の絵本を読んでみよう」を開催しました。これから韓国語を学びたい初心者向けの企画でしたが、参加された10名のうち半分はベテラン学習者で、韓国語や絵本の会を主宰されている方々もいらっしゃいました。

最初にファシリテーターの渡辺奈緒子さんから、韓国語多読では紙の本を大量にそろえるのは現実的ではないためオンライン上のコンテンツを探していくというお話がありました。渡辺さんが選んだ韓国の幼児向けアニメや絵本のYouTube動画を数本見たところで、感想を交換しました。韓国語の文字やことばにまだほとんど触れたことがない方からは、絵本やアニメで絵と音(ことば)が結びつくという感想がでました。また、ベテラン学習者の方からも、わかりやすいという感想や、頭を使うよりも感覚で理解できること、自然に引きつけられる魅力が語られました。

絵本ってすてきだなあ、という感想が共有されたところで、後半は、おすすめの動画や映画、テレビ番組、役に立つウェブサイトの情報交換です。チャットにはおすすめ情報がどんどん書き込まれていきました。

渡辺さんから、韓国語の絵本を読み始めた当時すでに「上級者」であったけれど使えない語彙も多かったこと、絵本を7、8年読み続けて韓国語が生活に根づいたものになったこと、基本になる言葉が横に広がり、自信もついたという体験談がありました。日々絵本を読みながら、また10年読み続けていく、日々の積み重ねで新しい世界が開かれるというお話に、やさしい絵本や動画を使った韓国語多読/Tadokuが大切であることが実感できました。

紹介された本や動画

YouTube動画

絵本

その他・本

映画・ドラマ・テレビ番組

(NPO多言語多読理事 小川)