10/18(日)オンラインで読み物作成をやってみた!

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10月18日、NPO多言語多読の会員限定のオンライン「読み物作成ワークショップ」が開催されました。
コロナのため、多読授業もオンラインを余儀なくされたり、図書館へのアクセスができなくなったりで読む素材が足りなくなっています。そこで、オンラインで無料で読めるものを増やそうという呼びかけにアメリカからの3名を含む23名の会員が集まりました。

今回は特に不足が指摘されているレベル0の読みものの作成を課題にしました。
簡単な説明の後、まずは、3~4名ずつ6つのグループに分かれて、作成方法やテーマについて相談をしました。

20201018

30 分後に集合して、テーマの確認。オノマトペ、日常でよく使う表現、日本のスイーツ、花など様々なテーマが挙がったところで、再びグループに分かれて、作成開始。どのグループも、読みもの作成経験者と未経験者、多読支援経験者や日本語学習経験者、アイデア豊富な方やICT技術にたけた方などが混在しています。それぞれの長所がうまく融合して、話し合いは熱く、作業はスムーズかつスピーディーに進行したようです。オンライン上でもみなさんの熱気とパワーを感じました!
2時間足らずの作成時間にもかかわらず、最後の報告では、個性的な作品が披露されました。ほぼ完成作品には拍手喝采!
未完成のグループも、今後、個別に作業を進めて年内には完成させようとはりきっています。乞うご期待!

オンラインでもなんとかできるかも?!できそう!!--オンラインでの作成の可能性が実感できた有意義な時間となりました。

「多読の読み物を作ってみたい!」という声を最近、色々なところで聞きます。
もう少し慣れたら、オンラインでの「読み物作成講座」も開いていく予定ですので、少々お待ちください。
こうやって作成の輪が広がっていくといいなあと思っています。

(片山、粟野)