9/26 「初めてのオンライン英語多読講演会」@海老名市立中央図書館 報告

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図書館多読普及活動第2弾は、先週に引き続き、海老名市立中央図書館主催のオンラインでの英語多読講演会でした。
9月26日(土)の午後、20名ほど参加してくださり、NPO多言語多読のkatobushiが多読アドバイザーとしてお話ししました。
報告は、担当の山岸さんです。

9.26英語多読講演会HP

はじめてのオンラインでの英語多読体験会ということで準備段階からZOOMを利用しての開催でどうなることか不安と期待が半々でしたが、当日は大きな障害もなく、無事に終えることができました。
参加人数も入れ替わりはあったものの最大20名の人数が集まり、初めての試みとしては大きな手ごたえを感じる結果となりました。

講師のカトブシさん自身の英語多読との出会いからのお話はとても興味深く、8年の年月をかけて講師となられた英語力を身につけられたことは、これから多読の道のりを歩んでゆくものとしては、目標にも励みにもなりました。
また、従来の英語学習方法とは全く異なる多読学習について、取扱説明書をじっくり読む(従来の英語学習)か、新しいスマホを買ってすぐ触って機能を確かめる(多読学習)か、という例えは、すとんと腑に落ちました。
どれだけ自分自身で楽しめる英語の素材を見つけることができるか?という説明もこれから学習していく者にとっては、宝さがしをするようなわくわくとした気持ちを感じました。
NPO多言語多読のホームページ上にある様々な無料での素材を紹介していただきました。
初心者が始めやすい絵本、動画、自宅でもできる多読教材をたくさん教えていただけたのでこれからの多読が楽しみです。

以下は参加者の事後アンケートからの抜粋です。
・実践的な内容で、とてもためになりました。早く読みたくてウズウズしています。図書館の多読会?が始まったら是非参加したいです。子供への対応の仕方も為になりました!多読を始めたばかりですが、楽しい世界が広がっている雰囲気を感じてとても楽しみになりました。
・自己流で多読をしていたので、専門の方のお話を聞かせていただき大変ためになりました。
・山岸さんの紹介されていた科学の内容の本が気になったのですが、メモできなかったので、今度教えてください!図書館行きます。
・学んだ英語を、日本に居住しながらどのように使っているのか(スピーキング)を知りたい。
・前回に引き続き参加させたいただき、今回も大変有意義なお話が聞けました。NPO活動にも興味がわきました。多読サイトの内容を実際にパソコンを使ってアクセスして説明していただいたことが、とてもわかりやすかったです。講演を聞いただけで今すぐ始めたい!という気持ちになりました。司書さんが多読に詳しいことは大変心強いです。近くで洋書を扱ってる本屋さんがないので、海老名図書館で洋書を取り扱っていただいてることが大変ありがたいです。
・大変有益な情報が得られました。孫達にも紹介しようと思います。

最後に、多読学習は、とても有効なものであるとお話を聞いて理解もできましたが、一番の問題は続けていくことにあると思いました。
そのために、図書館の資料を有効利用してもらうことも大事ですが、やはり多読を続けている人との交流は欠かせないものと思いました。ひとりで本を読む、動画を見る作業は、孤独な作業となります。
今後、コロナ禍でも、図書館が多読愛好者の活動の場、意見交換会の場を提供し、次のステップに繋げていけるようにしたいです。
(海老名市立中央図書館 山岸)

NPO多言語多読の現役講座生も参加してくれたので、英語の読書を楽しんでいる生の声が聞けたこと、参加者からもたくさんの質問をいただけたことがよかったと思います。
参加者のみなさんも大いに関心をもってくださったようです。自ら多読をされている山岸さんという仲間がすでにいる海老名市立中央図書館の多読サークルは、うまくいきそうですね。早く再開できるよう祈っています。

(事務局)