第40回(6月)、第41回(7月)「ゼロから始める英語多読無料体験会」報告

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こんにちは、会員のkatobushiです。「ゼロから体験会」へ参加してくださる方が増えていることは、すでに何度もお伝えしています。その勢いは増す一方で、毎月、定員を越えています。このふた月はたまたま僕が担当しました。6月の会の報告を僕から簡単に、7月の会は多読講座講師の山谷さんにしてもらいます。

6月の会の報告

事務所の中が人でびっしり、時々子供が走り回っていたりする(もちろん大歓迎です!)にぎやかな会になりました。久しぶりの「講師」だったので、ずっとやりたかったことに向かってちいさな一歩をふみだしてみました。「講師」のいない体験会。多読の「説明」なんてほとんどなくて、た~っぷりの絵本を机に並べて、みんなでおしゃべりしてもらって、僕も「実践者」としてそこに参加して、どこまでも対等に・・・

まあ、そんなにうまくはいきませんでした。多読の疑問に答えているうちに、自分の体験談を話しているつもりが、簡単に「支援する側/される側」の関係になっちゃいますね。きっと僕の伝え方がまずいのでしょう。僕が多読をはじめたばかりの頃は、先輩タドキストにいっぱい「教えて」もらったけど、そんなふうにはなりませんでしたからね。オンライン上でも、多読の集まりでも、会った瞬間から「仲間」でした。いつかそういう体験会を実現したいものです。
(会員・多読講座卒業生/katobushi)

7月の会の報告

とてもよく晴れた今月1日の日曜に、英語多読の体験講座を行いました。
当日は2歳の可愛いお子さんから大人まで計17人と盛況でした。英語多読をしている人、これからしてみたいと思っている人、英語には苦手意識がある人、英語に興味がある人、さまざまな年齢、立場の方が集まりました。

この日の講師は多読講座の卒業生のkatobushiさん。自身の体験をまじえ、とても楽しくまたわかりやすくTADOKUとはどういうもので、どんなふうに実践していけばよいかということを説明していました。

79A91775-C354-4347-BD55-5CFBA4D55A88わたしたちは母語を覚えるときに
「単語帳は使わないし、文法は習わない」
「言語の専門家に習ったわけではない」
「苦しい努力もしていない」
当然のことのようですが、なぜか「英語」となるとこうしたことを抜きに習得できるはずがないと、多くのひとが思い込んでしまっているのも事実ではないでしょうか。

当NPOがお勧めするTADOKUは
「生きたことばを」
「生きた物語の中で」
「できるだけたくさん」
聞いたり、読んだり、話したり、書いたりしましょうというものです。

こうした説明の後、全員で同じ絵本を読みました。場面、登場人物の気持ち、関係性などを絵をしっかり見て(読んで)つかんでいきます。

Oxford Reading Tree(ORT)や、I CAN READなどのシリーズ、書店や図書館でよく目にする絵本などを使って、存分に絵本の世界を楽しんでいただきました。

その後、お気に入りの(あるいはどうしても気に入らなかった)一冊を選んでみなさんに紹介するブックトークを経験してもらいました。

・どれくらいの冊数の本を読めば、あるいは何年続ければ満足に読めるようになるのか
・発音はどのように身につけるのか
・フォニックスの学習は必要か
・たくさんの本をそろえるにはお金がかかりすぎる、どうしたらよいのか
などの質問がなされました。
以前、TADOKUを楽しむ人達(Tadokist)の間で「多読貧乏」なることばが冗談のようにかわされましたが、確かに読む本やDVDを全部定価で購入するとなると大変です。そこで私たちのサイトでは、YouTubeで無料で見られる動画などを紹介 しています。ぜひご活用ください。

TADOKUは本を読むことだけでなく、映画やドラマ、アニメの鑑賞、漫画などあらゆる方法で生きた言語を取り込もうとすることとわたしたちは考えています。
どうぞ、ご自分に合った方法で、好きなジャンルの作品を、好きなだけ楽しんでください。

★「ゼロから始める英語多読無料体験会」は原則として、毎月一回行っています。ぜひ、たのしいTADOKUを体験してみてください。次回は8/2(木)の予定です。こちら からお申し込みください。

★各講座では見学(体験)を受け付けおります。お気軽に お問い合わ せください。

(山谷 麻由美)