5月27日(日)練馬区立関町図書館「はじめての英語多読」講座報告

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快晴のこの日、子どもから大人までさまざまな年齢の方が23名、参加されました。中高生を中心にという図書館のねらいもあり、中学生の参加が9名ありました。どの方もとても熱心に話を聞いてくださり、楽しく絵本多読の体験をしてもらいました。

まず、NPO多言語多読が考える「TADOKU」を説明。読むことに限らず自分の好きな方法で英語を取り入れましょうとお話しました。言語を自分のなかで豊かに育てていくには、「やさしいもの」「大好きなもの」にたくさん触れることが何より大切です。

多読三原則の、特に「辞書を使わない」は学生さんにとっても、また真面目に勉強してこられた大人にもなかなか最初は受け入れがたいものですが、未知のことばだけにとらわれないで、物語全体を楽しんでもらえたらと思います。

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絵を読むことの大切さを知ってもらうために、全員でORT(Oxford Reading Tree)の”Go on, Mum!”を一緒に読みました。最初は文字だけ。これは本当にわかりにくいのですが、普段学生が接している問題集はこんな感じなのです。読むのに苦労しますよね。
次に挿し絵だけを見てもらいました。文字がなくても話の流れ、登場人物の気持ち、たぶんこんなことを言っているのではということまで本当によく伝わってきます。
そして仕上げに、絵と文字を合体させた本来の形で鑑賞。知らない英語のフレーズが邪魔することもなく自然に物語の展開を受け止めることができたようでした。

休憩を挟み、読み聞かせのあと、ORTやI CAN READなどのやさしい絵本をそれぞれ読んでいただきました。

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いろいろな発見を報告してくれる方たちのワクワクした表情、うれしそうな表情が印象的でした。

質疑応答では次のような質問がされました。
・発音はどうやって覚えるのか。
・読解力をつけるための学習法なのか。多読の目指す目的は何か。
・ある程度読める大人は絵本から始めなくてもよいのではないか。
・大人と子どもでは母国語の力量が異なる。年齢でレベル分けしないのか。
・聞き流すだけの教材は効果があると思うか。
・中学の教科書を丸暗記すれば話せるようになるというのは本当か。

繰り返しておきますが、TADOKUは三原則を使って本を読むということろから出発したので「多読」ですが、いまわたしたちがアルファベットで表記しているのは読むことに限らずいろいろな方法で英語と親しむことができると考えているからです。多読、多聴、多観、ご自分に合った方法で「たのしい」「好き」と感じるものにたくさん触れていただきたいと思います。

参加してくださった皆様、ご尽力頂いた関町図書館の皆様、ありがとうございました。
どちらさまもHappy Reading, Listening, Watching!

(山谷麻由美)

※当日のアンケート集計結果が届きましたので、一部抜粋させていただきます。

・わかりやすく教えてくれた。
・英語は簡単に楽しめることがわかった。
・読まないで絵をみるだけだからあまりあきなくてよかった。
・語学を学ぶ上での考え方について知れた。
・多読の原理が分かって理解しやすかったです。
・かたく身構えず英語が読めて楽しかった!

ほとんどのみなさまが初めてtadokuに出会って、楽しんでくださったようです。
今後、図書館に多読図書が増えて、利用者のみなさんが楽しくtadokuできるよう祈っています

(事務局)

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