5月27日(日)大田区立羽田図書館講演「英語多読を進めよう!」報告

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5月27日(日)、東京都大田区の羽田図書館で、酒井理事長の講演会「英語多読を進めよう」が開催されました。
小さいお子さんから80代の方まで、計34名の方の参加がありました。

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まず、理事長からの「今の英語力に満足していますか?」という会場の皆さんへの問いかけがあり、その反応から「今までのやり方では英語は身につかない?→そこで多読⁉︎」という始まりでした。

酒井理事長の講演会ではおなじみの、「多読って何?」、マウスアートの「樽のたとえ」、多読三原則誕生秘話と続きます。まったく新しいやり方としての、文字なし絵本からペーパーバックへと進む提案です。
多読の最大の難点は「本が大量に必要!」→そこで、図書館で多読!
その中で「羽田図書館に通える幸運!」も説明されました。
2002年に多読三原則が提唱されて以来16年になろうとしていますが、蔵書として多読の本を置いている図書館はまだまだ少ないからです。

羽田図書館での酒井理事長の講演会は、一昨年12月以来、2回目ですが、今回までの間に多読用の図書が格段に増えています。また、2回の多読体験会も開催され、その体験会に参加された有志の方が、図書館多読サークル「たどくクラブ羽田」を昨年8月に設立されているので、通える方は確かに幸運と言えます。

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後半のORTのワークショップでは、字がない絵本から始める多読を体験していただきました。絵をよく見ること、変なもの探し、よく見かける言葉などを探して、皆さん楽しそうでした!

最後の質問コーナーでは、かなりの質問が出て、予定時間を過ぎても、まだまだ質問がある方がいらっしゃいました。
それだけ、皆さん多読に興味を持たれたようです。
音の話、多読から英会話、親子多読、などについてもっと聞きたいという声もありました。

アンケートのご意見の一部をご紹介します。
・びっくりするほど新鮮。絵本借りて始めたいと思います。
・絵本を読むことでシーンを想像し、柔軟な表現が身に付くのだと感じた。
・初めて知る理論だった。
・時間が足りないくらい目新しい内容で楽しく充実していた。
・英語は苦手、嫌いだが試してみたいと思った。
・英語をあきらめていましたが、もう一度チャレンジしたい。また是非やってください。
・ぜひサークルに参加したいと思います。

✳︎この講演後、たどくクラブ羽田への参加者が5人増えたとのことです。
たどくクラブ羽田の今後の予定は6月24日、7月8日、29日(すべて日曜9:30〜)です。

(会員 小川和子)