1月29日(日)英語多読特別セミナー第5回「シャドーイングでTADOKU」報告

LINEで送る
Pocket

1月29日、英語多読特別セミナー「シャドーイングでTADOKU」が開催されました。

シャドーイング初心者の方からリピーターの方まで、10人がお集まりくださいました。開始前から参加者同士の「多読談義」が盛り上がっていて、終始にぎやかな雰囲気でした。シャドーイングセミナーとしては4回目となる今回は、これまでより30分拡大して、全150分の充実した内容を目指しました。


01

前半90分は理屈編。講師の酒井理事長いわく、私たちが英語の音だと教わってきたものは、実は、実際に使われている英語の音とはずいぶん違っている……!? 実例として、講師自身の数々の失敗談や、映画の中のごく簡単なセリフが紹介されました。こんなに違うものなのかと、皆さんかなり驚かれた様子でした。ではどうやって英語らしい音を身につけるのか?まずは、「カタカナ英語」や、発音練習で身につけた「極端な音」を洗い流す必要がある……と、シャドーイングの話へと移っていきました。

多読的シャドーイングの大きな特徴は、音源が何と言っているか理解する必要はないこと、一つ一つの音をきちんと言おうとしないこと……。知らない言語をつかっての「劇薬シャドーイング」や、お気に入りの映画や音源でする「なりきりシャドーイング」など、「多読的」に気楽に英語の音を獲得する具体的な道筋が紹介されました。

02後半の60分は、実践編です。今回のセミナーの最大の目標は、参加者の皆さんが今後も自分でシャドーイングを続けていけるように、ひとりひとりに合わせた助言をすることでした。それぞれのシャドーイングを講師が聞いてまわり、今どの段階にあって、今後どんな素材でどういうふうに進めていけばいいかを個別にお話ししました。助言の内容については、参加してくださったみなさんからの報告をご覧ください。フォーラムのこちらに届いています。

次回の開催は6月(予定)

毎回好評のシャドーイングセミナーは、理屈編と実践編、プラス、参加者ひとりひとりへの講師からの助言、という三本立てです。一般的なシャドーイングや「発音練習」などよりも、はるかに気楽に英語の音を獲得する方法を提案しています。みなさまのご参加、お待ちしています!

(会員・英語多読講座卒業生 katobushi)