1月22日(日) 第25回「ゼロから始める英語多読無料体験講座」報告

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この日の体験会の参加者は6名(大人のみ男性2名女性4名)でした。講師は、NPOの英語多読講座の卒業生、katobushiさんでした。

皆さん、多読はもちろん初めてで、イギリスの子ども向けお話絵本、Oxford Reading Treeを読んだことがある方もほとんどゼロでした。なんと、アメリカ人の男性がご自分が日本語を多読で学んでとてもよかったので、と、日本人の友人を2名連れて参加されました。

前半は ORT-1 “Go on, Mom” を使った、「絵をよく見よう!」体験と「多読3原則」の説明でした。
文字を隠して、絵をじ~っと見て、登場人物の様子や行動に注目するという体験は、最初はちょっと戸惑いが見られましたが、そのうち皆さんすぐに慣れて、どんどん発言する方が現れ、おおいに?盛り上がりました。

katobushiさんの ”辞書を使わない” の話では、go の意味は「行く」だけではない!という説明がされました。皆さん「確かに!」と納得。絵を見ることの大切さに気付かれた様子。しかも面白くて、簡単だということも。

後半はORTを読む、聞く、の体験会でした。
メガネを見つけたり、変なおじさんを発見したり子供に返って、楽しんでいた方が多いようでした。

最後に”他の人と色々な本を紹介しあう”活動も楽しいということで、Book Talkの紹介をしました。私の分担でしたが、正直、難しかったです。結局、自分本位の本選びとなってしまいました。”Where the Wild Things are” で絵本の魅力を伝えたかったのですが。。。Info Trailなどのノンフィクションも紹介しました。

終了後の参加者のみなさんは、かなり満足されたようでしたが、今回は多読の入り口をちょっと覗いただけなので、まだまだ物足りない様子もお見受けしました。今後、実際の多読講座の体験や、多読祭りなどへの参加につながることに期待したいです。

多読の楽しさを新しい方に短時間で伝えるのは、本当に難しいと実感しました。katobushiさんの説明は分かりやすくて、やはり、多読実践経験を積んだ元講座生でなければ絶対に話せないことばかりだと思いました。

(会員/村岡千秋)