各地からの日本語多読授業便り!その1(ベオグラード)

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年末年始の季節の挨拶とともに各地から「多読」便りが届いています。
セルビア・ベオグラード、タイ・バンコック、そして静岡からーーー。
多読支援仲間からの報告には、いつも勇気づけられます!

まずは、セルビア・ベオグラード大学の正木みゆさんからの報告です。

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ベオグラード大学では、10月末から課外活動の一つとして読書クラブを復活させました。
(もっと以前から続いていたのですが、昨年度は現地の事情により途切れてしまっていました)
週に1回、午後に2時間程度、大学の司書さんのところに預けてある本を講師室へ運び込んで行っています。

10月からなのでまだ2か月ほどしか経っていないのですが、毎週少なくとも4名ほどは参加しています。多いときは15人ほどで、講師室がぎゅうぎゅうです…が、狭いところで友達と本を読む、というのも、それはそれで楽しんでいるようです。

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本は、日本語多読ライブラリーが一番の人気です。
『ホウイとチャンア』(レベル2)は、みんなで展開に騒然としながら回し読みをして盛り上がりました。
『一休さん』(レベル2)も人気です。
上級の4年生などは、漫画『聖☆お兄さん』を読んでクスクス笑っています。
今年の活動は今週で終わりでしたが、大学から本を借りて、休みの間家で読むという学生もいました。この調子で、来年も続けていきたいと思います。
みなさま、よいお年をお迎えださい!
 正木みゆ