毎週土曜日、本を読む会の報告!(日本語多読)

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毎週土曜日午後3時半から1時間、新宿の多文化共生プラザ(ハイジア11階)で「にほんごの本を読む会」を開いています。この会は遅れて来ても早く帰ってもOKで、自由に本を読むことができます。NPOの日本語多読スタッフがボランティアで続けており、まもなく1年になります。

最近、うれしいことがありました。

多文化共生プラザには、日本語学習者が利用できるよう日本語教科書や問題集などの本棚が設けられていて、そこに私たちが書いた「レベル別日本語多読ラブラリー にほんご よむよむ文庫」も並んでいるのですが、大修館書店から6月に発売された新シリーズ「にほんご多読ブックス」が新たに加わって、独立した目立つ棚になったのです!
ここでボランティアを続ける我がスタッフSさんが担当者に働きかけ、その熱意が通じたのだと思われます。
ここに来る学習者のみなさんが、この棚に手を伸ばしてくれますように!

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黄色い枠の中にあるのが、私たちが書いた「レベル別多読本」です。

 

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「NEW]のマークや「日本語多読ブックス」のサインも見えます。

 

さて、「本を楽しむ会」は毎回、数名の参加者で続いています。国籍は中国、ベトナム、ミャンマー、インド、韓国など。
長く続いている社会人や日本語学校の学生さんもいます。
つい最近、新宿区立大久保図書館で多読の本を読んだフィリピンの方が、図書館司書さんに紹介されて、NPO多言語多読まで電話をくれました。「漢字が読めない。でも、ゆくゆくは新聞を読みたいから、この多読の方法で勉強したい」とのことで、早速、この「本を読む会」に参加してくれました。
これからも、地域の図書館や多文化共生プラザから「多読」の楽しさに出会う学習者が増えてくれることを願っています。

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