10月8日(土)新宿・大久保図書館でビブリオバトル!

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報告が遅くなりましたが、10月8日に新宿区立大久保図書館で行われた第3回ビブリオバトル観戦記をお届けします。

大久保図書館のビブリオバトルは外国人と日本人が参加するユニークなもの。今回は、4人の外国人、6人の日本人が参加しました。

ookubo
いつも粘り強く広報をされているY館長

新宿区は外国人が全住民の12%を占めるそうですが、特に大久保地域に限ると住民の4割が外国人だとか。そこで、大久保図書館では、外国人の方との交流、多文化多言語サービスに力を入れています。私たちが協力して行う多読ワークショップもそのひとつです。
ただ、外国籍の住民の方に図書館の活動はなかなか届きにくく、このビブリオバトルでも外国の方の参加を募るのは簡単ではありません。いつも館長さんが、大久保地域の日本語学校や幼稚園などを地道に訪問するなど大変な集客の努力をされています。

その甲斐あってか、3回目の今回は6人の日本人に対して、4人の外国人が参加しました。
韓国、中国の方、そしてネパール、ほぼ飛び入りのブラジルの方。
ネパールの方は近所の飲食店の店長さん。2時のランチタイムが終わって駆け付けてくれました。
ブラジルの方は、そのお店で夕方からボサノバのライブをするという出演者の方。
用意周到に5分きっかり使ってきちんと本を紹介するバトラーに混ざって、アドリブ満載のお二人には一同、爆笑。すっかり場が和んで、狙い通りのインターナショナルなビブリオバトルになりました。

今回も紹介された本は、普段手に取らないような本ばかりでしたが、みなさんが熱く語っているのを聞いていると、すぐ読みたくなる本が何冊もありました。やっぱりブックトークっていいものですね。

いくつか紹介すると…。



チャンプ本は、「メメントモリ・ジャーニー」と「100万回生きたねこ」でした。
次回をまた楽しみにしています。

(粟野)