多読講座卒業生による「読み聞かせ」と「翻訳」の動画です!

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こんにちは。英語多読講座 卒業生の katobushi です。
今日は皆さんにふたつの動画を紹介させてください。

このふたつの動画は、僕も含めた卒業生が、まだ「話す・書く中心クラス」の講座に通っていた頃に作ったものです。僕らは卒業する1年くらい前から、それぞれに自分のやりたいことをプロジェクトとして立ち上げて、その実現に向けてお互いに協力し合う、ということをしていました。ある人は、英語ブログをはじめたり、ある人は翻訳に挑戦したり、ある人は多読支援への一歩を踏み出したり……。それで、お互いのプロジェクトの進捗状況を時々報告して、みんなから助言やアイデアや励ましの言葉をもらって、少しずつ形にしていったのです。卒業生の数だけ(ん?数以上に??)プロジェクトはありますが、その中から2つを紹介します。

Millions of Cats

これは、講座生RuiRuiさんの読み聞かせを YouTube で公開しよう!というプロジェクトです。選書に一ヶ月、朗読の練習に二ヶ月という、なかなか壮大な道のりでした。選書、3度のリハーサル、動画編集など、色んな場面で、色んな人が、色んな協力の仕方をしました。自称(!)アナログ人間のRuiRuiさんは、編集にはノータッチ、その代わり、読み聞かせの経験を活かして、朗読と選書はがんばる、他の人はオーディエンスとしてフィードバックを送ったり、励ましたり、といった具合です。得意なところは頑張って、苦手なところは手伝ってもらう……そんな風に多読仲間同士で協力すれば色んな事が出来るかも?が最初に実現したプロジェクトです。

ぼく、父さんと金魚を交換しちゃったんだけど

これは、講座生Pomさんによる、”the DAY i swapped my DAD for TWO gold fisH”という絵本の翻訳プロジェクトです。もともと公開を目的にしたものではありませんが、今日は、みなさんに紹介するために、僕が翻訳の一部を動画にしました。最初に作者 Neil Gaiman 本人による英語の朗読、次に翻訳者であるPomさん自身による日本語の朗読が続きます。Pomさんが楽しんで翻訳した様子が伝わってきませんか?

Pomさんは、この翻訳に取り組む前に、別のある絵本を共同翻訳する機会がありました。その時、多読仲間の自由で楽しい翻訳にふれて、「自分はまだ「英文和訳」から解放されていないと気付いた」そうです。その経験を「みんながタガを外してくれた」と振り返っています。そんな「タガの外れた」Pomさんが、好きな作家の、好きな作品を、好きなように訳してみたい!といって取り組んだのがこのプロジェクトです。

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いかがですか?なかなか楽しそうでしょう?今はまだ公開されていないプロジェクトが他にもたくさんあります。いつか発表できる日が来ると思うので、その時はまた報告しに来ます。楽しみに待っていてください!

(会員・英語多読講座卒業生 katobushi)