7月24日(日) 第19回「ゼロからはじめる英語多読無料体験講座」報告

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みなさん、こんにちは!
24日(日)の午後にNPOの事務所で英語多読無料体験会を行いました。
今回、講師を務めたのは酒井理事長の英語多読講座を3年半受講し、「もう自分の力で歩いていける!」と講座を卒業したKatobushiさん。

自己紹介はもちろん、随所に体験を交えた話で参加された皆さんにわかりやすかったのではないかと思います。

20160724-zero-tadoku

「ゼロから始める」と謳っているこの体験会ですが、Katobushiさんも相当「ゼロだった」とのことで、受講中に「twelveってなんだっけ?」と言って周りを凍り付かせていたようです。それが3年半の受講でどのような変化が起きたか?
・映画やドラマは字幕なしで観る
・ペーパーバックが読める
・オンライン大学でMITの講座を受講し、テストに合格、修了証を得る
・英語でおしゃべりする会を主宰している
などなど。
3年半でこれだけのことができるように、「いつの間にか」なっているとしたら、かなり嬉しいことではないでしょうか?

その後、多読(tadoku)とは何か、大切な多読三原則の解説がありました。ここでは特に三原則がなぜそうなっているのかということが詳しく話され、みなさんもなるほどと思っていたようでした。

後半は「やさしい絵本を読む」体験。
まず、全員で同じ本の「絵を読む」体験を行いました。「言葉もわからない外国に突然迷い込んでしまったら?」という設定で物語の中に入り込むという新しい体験の方法がとられました。初めはなかなか「絵を読む」「物語の中に入る」ということがわかりづらかった参加者のみなさんも、Katobushiさんや、補助に入っていたじゅんじゅんさんのリードでどんどん絵本の世界に夢中になっていく様子でした。絵の中に発見があるたびに嬉しそうに報告してくださっていました。

また、”Peppa Pig”というアニメーションの鑑賞も行いました。字幕なしに映像を楽しむ第一歩です。

参加者からは、
・どこで多読向きの本が手に入るのか
・NPO多言語多読の多読講座ではどのようなことをするのか
・大人でも絵本から始めるのか
・何歳から多読は可能か
などの質問が活発に出されました。

体験会を通してKatobushiさんが強調していたのは「楽しく」ということ、NPO多言語多読で提唱しているtadokuは「学習法ではなく、英語(またはほかの言語)に慣れる方法」ということです。ついつい力が入って頑張ってしまうのをやめて、楽しく、ラクに、そしてたくさん(多読の「多」)からだに言葉を入れていきましょう。そうすれば「いつの間にか」変化が起こるのです。

そして最後のひとつは「仲間がいる」ことの大切さです。多読の楽しさを知っている仲間がいると、さらに多読は楽しくなるし、迷った時に支えてくれるのも仲間です。その一端としてじゅんじゅんさんのブックトークが行われました。絵本に抵抗のある方にも興味の持てる内容のやさしいノンフィクションなどが紹介されました。

詳しい内容を知りたい、実際に体験してみたい方はぜひ次の体験会にご参加ください。
次回の「ゼロから始める英語多読体験会」開催は8月28日です。
また、それ以降も月に一回のペースで行う予定です。日時、場所は決まりしだい、NPO多言語多読サイトで告知します。このお知らせはTwitter、Facebookにも流れますので使っている方はフォローをお願いいたします!

みなさんのご参加をお待ちしております。
(山谷 麻由美)