4月11日 東京都市大学の留学生と多読ワークショップ!

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4月11日、世田谷にある東京都市大学に田中さんと粟野がお邪魔しました。
留学生の世話をされているS先生は、英語多読授業を実践していらっしゃる英語の先生です。日本語多読にも興味をもってくださり、留学生に多読を教えたいと私たちを呼んでくださいました。
夕方5時。集まってくれたのは、中国からの留学生3名。みなさん日本語上級レベル。ときどき小説を読むこともあるそうです。意外にもマンガはあまり読まないとのこと。アニメのほうが気軽に楽しめると言っていました。
とにかく、頭で翻訳をしなくてすむぐらいやさしいお話をまず読んでみて、と勧めました。

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交換留学生のAさんは、大変うつくしい日本語を話す学生で、東野圭吾の小説などときどき読むそうです。
この日は、レベル3「幸せな王子」とレベル4「野菊の墓」をすばらしい集中力で読み切りました。「とてもいい話でした」と言ってくれました。
私費留学生のBさんは、レベル1や3を読みました。聞き読みも試し、気に入ってくれました。怖い話は、Bさんには怖くなかったようです。
大学院生のCさんは、レベル4の三億円事件の話を読みました。それから途中で現れた日本人学生が中国の詩を読むのをお手伝い。「こういう本が、日本語を勉強し始めた頃にあったらよかったのに」

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S先生は、留学生の日本語力を多読でもう1ランク、アップさせたいと願っているそうです。
多読の時間がこれから続けて持てるといいですね!
(粟野)