11月15日(日)英語多読特別セミナー第3回「シャドーイングでTADOKU」報告

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前日の「ゼロから始める英語多読無料体験会」に続き、11月15日(日)も、しんじゅくNPO協働推進センターにて、英語多読特別セミナー第3回「シャドーイングでTADOKU」を行いました。
夏に行われた第2回と同様に今回も初めての方向けのシャドーイングセミナーです。

英語学習という大きな枠でとらえると、シャドーイングにはさまざまなやり方や解釈があるようです。そこでまずは、酒井理事長や、多読講座で実践しているシャドーイングのやり方をお話しました。

これについては1回目でも話した「シャドーイングは頭のすすぎ洗いである」という内容を中心に、今回もたくさんの体験談、失敗談が飛び出し、笑いあふれる内容になりました。この他にも、第1回特別セミナー映画でTADOKUで解説した「マイフェアレディ」を使い、発音は、極端形からそれぞれの流れや繋がりによって変化することや(ひとつの発音記号はひとつの発音ではない)、英語と日本語では同じ音はひとつもないということを、映画の台詞からも実感してもらいました。

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この光景もお馴染みになりつつありますが、ティッシュを使って、これもまた英語と日本語では同じ音はひとつもないという体験です。英語と日本語での音の出し方の違いが実感できたと思います。

では、このように英語と日本語では同じ音はひとつもなく、頭にこびりついている音を洗い流す、すすぎ洗いシャドーイングって何でしょう?ここで、劇薬シャドーイングの登場です。

途中で休憩をはさんだ際、みなさんの机にCDと、ポータブルCDプレーヤーを用意し「まずは何も考えず、再生して聞こえた音をそのままシャドーイングをしてみてください」と酒井理事長。中身の紹介はしません。そこで、聞こえてくる音に耳を澄ますみなさんから笑いが漏れはじめました。

そうなんです。劇薬シャドーイングというのは、英語ではなく、あまり普段耳にすることのない言語の音声を集めたものなのです。なので、びっくりして笑いが漏れたのでした。けれどもこういった耳に馴染みの少ない言語をシャドーイングすることで、日本語の音にすることなく聞こえたままを音にすることがどういうことなのかを、身体で覚え、身体にたまっていくようです。

そんな解説をはさみ、2回目の再生です。みなさん、酒井理事長も驚くくらい声がでていました。そしてそれが楽しそうで、会場に響く音も異国の雰囲気があふれていました。その後、英語音声でのシャドーイングも体験、紹介し、次回を1月に予定していることもあり、(それぞれの生活のなかできる範囲で、)劇薬シャドーイング5分、英語素材シャドーイング10分というサイクルを続けてみてください、という宿題(?!)付きで、特別セミナーは終了しました。

参加した方からの報告は多読フォーラムで紹介しています。より当日の様子が分かると思います。ぜひ、あわせて読んでみてください!

【TADOKU特別セミナー】11月15日(日)「シャドーイングでTADOKU」報告トピック
http://forum.tadoku.org/viewtopic.php?f=62&t=2699

そして、今回と、8月の続編にあたる「シャドーイングでTADOKU」を来年1月末に予定しています。ブログや、報告を読んで興味を持った方は、劇薬シャドーイングに挑戦してみてください!
劇薬シャドーイングの素材については、こちらのトピックで紹介しています。お試しください!

劇薬シャドーイング素材紹介
http://forum.tadoku.org/viewtopic.php?f=62&t=2709

それでは、みなさま、また1月にお待ちしています!
(事務局/大賀)