7月9日、16日、23日 8月6日 木曜多読講座(英語)の報告!

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報告が大変遅れています。(原稿書きのせい、だけではありませんがいちばん大きい原因)

で、毎回の決まった運びについては書かずに、大きな変化だけ書くことにします。

7月9日の日直はBさんだったので、講座日誌をそのまま引用します。

この日誌は「話す・書く中心クラス」のみなさんが参加しているメーリング・リストに日直さんが投稿するものです。名前を分からないようにして、そのまま載せます。毎回の講座の運びはこんな具合と考えてください。行頭に時間が書いてる行が活動のタイトルです。

7月9日

Attendee; Y-san, U-san, FJ-san,S-kun and B.

We sat at one table for 5 person.

10:30~11:00 Shadowing and looking for books

11:00~11:30  U-san’s bite-size story.

We finished it at last! (U-san will send the complete story to this site.)

Uさんの Bite-Size Writing をみんなで検討しました。わたしも含めて、だいぶみなさん理解が進んだと思います。そこで、わたしから新たな提案となりました。なお、Uさんの B-S W は Princess Poppy という挿し絵本の要約です。

‘gracefully’・・・バレーダンス等の表現に適する。veryをつけても可。

cf. ‘absolutely’にはveryはつけない

He said Poppy had been wonderful.のhad beenは「ダンスが良かった」という意味合いが感じられる。

He said (that) Poppy was wonderful.ただ「彼女が素晴らしい」という意味合い。

He added (that)・・・・saidを使った後でせりふを付け加える時の表現法のひとつ

かなり「高度な検討」をしていますね。わたしからの助言もありますが、みなさんの writing が高度になってきたということだと考えています。そこで・・・

「レベル別日本語多読ライブラリー」の本をbite-size英訳をしてみよう!という提案が酒井先生よりありました。

この提案は今年に入ってすぐに考え始めたものです。みなさんが体に溜めた Bitesize Wriing を,外へ向かって発表できるものにしていきたいということです。そこで日本語多読のためにNPOが制作してきた百数十冊の日本語多読読み物をレベル0から英訳していこうというわけです。

ただし、まだ bitesize の英文が体に溜まっていないと思われたら、中止します。つまり、英作文ライティングになってしまったら、もう少し待つことにします。

11:30~R.A [読み語り、おりひめさんからこの表現をいただきました。たしかに「聞かせる」よりもいいと思う。]

喉の緊張(大きく開いて)をとって読む。

読むスピードに変化を与えることにより、気持ちの表現ができる。

リズム感が大事

長い文章は、間で切ってもよい。

la,li,lu,le,loの発音は、唇を動かさない

wの発音は、すばやく唇が動く・・・・等、々、

先生からの丁寧なアドバイスがありました。

この「発音」についてのわたしの助言は誤解を招きそうなので、一言。木曜日も金曜日もそうなのですが、こうした「細かい発音」についての助言は今までほとんどしませんでした。何度かしたとしたら、それは unlearn のためでした。(unlearn の助言は learn の助言と間違われやすいので大変なのですが。)

最近はみなさん、リズム、メロディー、声の幅、bitesizeの区切りなどはよく分かっていて、そういう大きな点からの助言は必要がなくなって、いよいよ一つ一つの音について unlearn する段階になったと言えます。くれぐれもいきなり一つ一つの音の練習などはしないようにしましょう。(その代わりにシャドーイングを!)

7月16日 台風接近大雨

この日は金曜日講座のMさんが振り替えで参加。前回Mさんのシャドーイングについて、喉の力を抜きましょうと助言したのがよかったのか、よいシャドーイングでした。

Bさんがおともだちと一緒に行ってきたスコットランド旅行について、スライドを見せながら報告。楽しそうでみなさんうらやましがることしきり・・・ Show and Tell のやりとりもみなさん板についてきましたね。そろそろプレゼンテーション風になってもいいかな?

23日についてはYさんの数分の Book Talk がとてもよくて、録音したのですが消してしまって、みなさんに聞いていただけないのが残念です。また機会はあるでしょう。

8月6日 (7月30日は第5週にあたり、講座はお休みでした。)

この日のハイライトは二つ。日本語多読読み物の英語化とMさんのシカゴ報告!

日本語多読読み物のレベル0を読んで、気に入った本の文章を英語にしました。それからNさんの英訳をみんなで検討。やはりtadokuしてきた人たちならではの検討事項が並びました。いくつか代表的なものを・・・

*「Dear や Honey みたいな呼びかけのことばを入れた方がいいのではないか?」(日本語の原文にはありませんが、みなさん英語の絵本をたくさん読んだり聞いたりしているので、呼びかけのことばが入っていないと英語らしく聞こえないのでしょうね。たいしたもんだ!)

*ORTは全部過去形だったけど、どうしよう。やはり過去形に統一することに。

*日本語では  誰々は言いました。「・・・・」 となっているけれど、それをそのまま英語でも So and so said, ‘….’ とするのかどうか。ORTではほとんど ’…,’ said 誰々 となっている。

*朝のあいさつは Good morning. だけでいいのだろうか? Goodbye. だけでいいのか?(挨拶の英訳についてはほかにもいろいろな提案が出ました。)

いや、これはこれからが楽しみ! 非常に自然な英語の感覚を身につけつつあると思いました。

そしてみんなが驚いた木曜日のMさんのシカゴ報告! たくさんのスライドから20数枚を選んで、報告してくれました。お孫さんとの交流も堪能された様子。みんなで喝采を送りました。

けれども、みんながいちばん驚いたのはMさんのbitesize writing。まるで人が変わったように、やさしい語だけを使って(以前は和英辞典を使っていた)、短い文で(以前はずっと長かった)ずっと長いメール(以前は2、3行だった)を書いています。ほぼ言いたいことを言えてるのではないかと思いました。たとえばこんな具合です。

Y-san
Thank you for your grate report.

Sakai-sensei and everyone.
Thank you for your kind words my report about stay in Chicago.
And thank you for your words of appreciation of travel and toast for beer at
lunch time.
I was very happy.
I’m sorry to leave the seat early.
After 30 minutes, I met my old friend.
I saw him for the fast time in 20 years.
We toasted for beer again.
On this day, I was a very happy day.

さあ、みなさんいよいよ書くことはbitesizeになってきたようです。このままどんどん書きましょう!

なお、上の引用の最初にある report は8月9日のもの。
長くなるので、ここでは引用せずに「町の名前をひとつ」のブログで引用します。