6月20日(土)タイ・バンコクの「にほんご多読セミナー」報告その2

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さて、バンコクでの「にほんご多読セミナー」ですが、アンケートから参加者の声をいくつか抜粋します。

・多読の授業を取り入れたいと思う(6)
・多読のやり方がわかって良かった(3)
・自分が行っていた授業を見直す機会となった
・自分自身も英語の多読をやってみたいと思う
・今までは学習者の母語に直して意味を理解させていたので、絵から状況を想像して読み進める多読は大変画期的な方法だと感じた
・実際に英語教材を使って体験できてよかった
・読む力を養うには多読をするのがいいということを改めて知った
・どうしても辞書を引かないとすまない性格ですが、気楽な気持ちで大事なことは楽しみながらということを頭に続けていきたい
・多読が日本語や外国語学習に効果があるとは気が付いていたが、今回のセミナーで確信できた
・日本語にふれる機会が少ない子どもたちのためにも、絵本をたくさん読んであげたいと思った。(4)
・言葉の意味の解読は控え、子どもが感じる言葉のニュアンスを大切にしたいと思った。(2)
・子どもについても置きかえて考えられる興味深いものだった(2)
・状況や場面での言葉の感覚を身につけることが大事だと思った(2)
・園児たちにひらがなを指導することばかり考えていたので、絵を読みとると先生がおっしゃった時、自分の教え方は少しかたよっていたなと思った
・多読のための本がたくさん出版されていることを知れてよかった
・自分がこのやり方で英語の勉強をできていたら、もう少し習得できていたかと思う

好意的な声をたくさんいただき、うれしいです。
ただし、「長すぎた」という声もいくつかありました。確かに4時間は長すぎました。もう少し、休みを入れてゆったり進めるべきでした。申し訳ありませんでした・・・。

さて、後日談です。
サイアム大学の山口先生を中心に、参加された先生たちが何人か集まって早速、「バンコク多読・日本語勉強会」を立ちあげたそうです! セミナーした甲斐ががあったというものです。
これからのバンコクでの多読普及に期待しています!

最後になりましたが、3月末の「多読祭り」以来、「タイに行きたい」募金に約2万5千円集まりました。寄付してくださったみなさま、おかげさまで実り多い普及行脚ができました。心から感謝申し上げます。

tadokumatsuri_05
(粟野)