イタリア・フィレンツェから多読コースの感想が届きました!

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12月にフィレンツェの日本語多読コースの様子をお届けしました。
そのコースが無事に終了して、I先生から学生さんたちの感想が翻訳されて送られてきました。
ぜひ、お読みください。

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1. 多読コースを受講してみての感想

  • 良かった。
  • とても良かった。授業は楽しかったし、役に立ったと思う。このコースを受講することで新しい言葉や漢字を学ぶことができた。他にも色々な本をたくさん読んでみたい!
  • 日本語の勉強を始めて間もなかったが、コースに参加してみた。最初、自分には難しすぎると思ったが、数回通ってみて、自分の読む力が向上していることがはっきり自覚できた。それが励みになって、最後までコースに通い続けることができた。
  • とても良かった。簡素だが、暖かい環境、同時に、刺激的な環境でもあった。コースは自分にとって有益で、毎回わくわくしながら本を読んだ。本を読むことで、あまり知られていない日本の文化や伝統的慣習なども垣間見ることもできた。とにかく、このコースはとても楽しかった。

2. 多読のルールについてどう思いますか。

  • いいと思う。でも、時には辞書が役立つこともあるのではないか。
  • 正当なルールだと思う。自分も家で何かを読むときに実践している読み方だ。新しく学んだこと(言葉や漢字)が記憶に残りやすいのは、このルールのおかげだと思う。
  • 初めの数週間、言われたルールを守るのは少し難しいと思った。しかし、この読み方は、要領さえわかれば難しくなく、役立つ読み方で、未習語がたくさんある文章でも読んでみようという強い気持ちを起こさせてくれると思う。
  • 自分は無意識のうちにこのルールを守っていたと思う。この読み方をするのが自分にとって当たり前になったせいか、細かいルールについてはあまり良く覚えていない。ただ、「辞書は使わない」というルールは覚えている。というのも、このルールの裏をかくかのように、自分は本を読みながら意味のわからない言葉をメモし、推測で自分なりの解釈を書き添え、家に帰ってから、その推測が正しかったかどうか辞書で調べていたからだ。

3. 日本語力向上のために「多読」は役に立つと思いますか。

  • はい。
  • 間違いなく、役に立つ!先日、日本語能力試験のN5を受験したが、語彙、読解の問題が良く理解できたのは、このコースのおかげだと思う。
  • 自分の個人的な経験から言えば、日本語力向上に役立つと思う。今回自分が果たしたプログレスに満足している。
  • はい。このコースを受講し始めた時、私の日本語知識は本当に初歩的なものだったが、多読をすることで、多くの語彙、表現、言い回しを学ぶことができた。学んだことは、並行して受講している「みんなの日本語」を使った総合コースの授業の中によく出てきた。

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楽しく本が読めた喜びが伝わってきます。
もっともっと多読ができる環境が整って、この喜びがずっと続けばいいのに、そして、学校にもっと取り入れられたらいいのに・・・と願わずにはいられません。
(粟野)