10月15日(水)韓国語多読の会報告

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久しぶりにお昼の時間に開催しました。

参加者は8人。そのうち3人が韓国の方だったので、自己紹介も韓国語でして、たっぷり韓国語を使いました。ほとんどが初めての方だったのですが、いろいろと共通の話題もあり、30分くらいわいわい楽しくおしゃべりをしました。みなさんの自己紹介を聞いていた韓国の方(わたしの先輩です)は、「こんなふうに韓国語を楽しみながら学んでくれていて感動した」とおしゃっていました。こういう交流が嬉しいです。

今回はためしに本の置き方を変えてみました。レベルゼロの絵本、五味太郎さんの翻訳絵本、チェ・スッキさんの絵本、食べ物関係、韓国の昔ばなしなど、本を少し整理して、どんな本があるのか全体が見えるようにしました。読んでいるうちに、いつものような山積み状態になってしまうのですが、最初だけきちんと並べてみるのもいいかなと思いました。

いつも通り、前半はそれぞれ好きな本を読みました。この日人気があったのは、「넉점반(写真は日本語訳バージョン)」や「사탕」など。どちらも韓国語多読の会でいつも人気を集める絵本です。わたしもみなさんに混ざってお茶を飲みながら「사탕」を読みました。白黒の絵本で、どうぶつたちも無表情なのに、どんなに華やかな絵本より味のあるふしぎな作品です。

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後半は、3つのグループに分かれて、韓国の人に朗読をしてもらったり、一緒に声を出して読んだりしました。わたしがいたグループは「꽃이랑 놀자」を読みました。韓国ではどこにでも咲いているケナリやチンダルレの花が懐かしくて、韓国で過ごした子ども時代がよみがえってくるような気がしました。

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おとなりのグループは、前回の報告で紹介した「호두야!」をじっくり読んでいました。お昼の部はなんとものどかな雰囲気です。来月も一度はお昼に開催したいと思います。

終わりがけには、『韓国語学習ジャーナルhana』編集部の方々も韓国の絵本を見にきてくれました。一緒に韓国の絵本を楽しむ人たちの輪が少しずつ広がっていっています。