9月28日 日本語多読セミナー@浦安市国際交流協会

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9月28日(日)浦安市国際交流協会主催のボランティア講習会で多読についてお話しました。こちらの日本語教室は週に1回のクラスが毎日開かれており、ボランティアと学習者が1対1で日本語の勉強をしているそうです。
この日の講習会は、2年前に千葉市で行った多読セミナーに参加されていたSさんが、浦安市でもぜひ、と声を掛けてくださって実現したものです(こうやって、少しずつ広がっていくのがうれしいです)

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参加されたのは21名。みなさんチームワークもよく、和やかな雰囲気の中、反応もよくとても話しやすかったです。途中、パソコンが動かなくなったり、画像がでなくなったりとハプニングがありましたが、何とか多読の話と学習者の様子や成果を伝えました。
そして、全くわからない言語を絵本から学ぶということを実体験していただきたくて、韓国語の絵本を見ていただきました。

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お見せしたのは「どいてよ、へびくん」(五味太郎)の韓国語版。絵を見ると、自然に状況に応じた言葉が浮かんできます。「邪魔」「早く!」「どいて!」「私が遊べないじゃない」などいろいろな言葉がみなさんから出てきたところで、今度は音声を聞いてもらいました。同じ言葉が繰り返し、出てきます。だんだん語気が強くなって、最後は・・・。
「ああ、何回も『どいて!』と言ってるんだな~」ということがわかり、その繰り返しが心地よくなってきます。そして最後のオチ! ーー言葉はまず絵から、ということがわかっていただけたでしょうか?

最後の30分は、絵本と「よむよむ文庫」や「にほんご多読ブックス」を手にとってもらいました。学習者の顔を思い浮かべながら、楽しめそうなものはどれか、選定していきます。
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さて来週、10月6日には、学習者のみなさんに「初めての多読」をしてもらいます。
さて、どんな反応があるでしょうか。学習者は7名。ボランティアさんたちの参加は23名もあるそうです。さて、双方どんな反応を見せてくれるでしょうか。
(粟野)