8月7日(木)韓国語多読の会報告

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8月7日(木)第10回韓国語多読の会の報告です。祝10回!

参加者11名(うち初めての方7名)と、3名のゲストさんが遊びにきてくれました。

まずは自己紹介。この会に集まってくださる方は、いい意味で「ばらばら」なので、自己紹介を聞いていても楽しいです。今回も、年代や趣味はもちろんのこと、韓国とのつながり、韓国語歴に至っては「ほとんどはじめて」から「突き詰めていくうちに、韓国の人と結婚していた」という方まで実にさまざまでした。英語多読を長年続けてこられた方から多読の経験談を聞けたのも嬉しい出来事でした。

自己紹介のあとは、まずひとりで読む時間。

多読の4つのルールを説明して、さっそく読んでもらいました。

①やさしいものから読む ②辞書はひかない ③わからないところは飛ばす ④合わないと思ったら本をかえる

絵本にぐんとひきこまれて、あっという間に10冊読んでしまった方もいました。

つづいて読み聞かせの時間。ゲストの方々のおかげで、ここのところ毎回読み聞かせが実現しています。韓国語の音を聞きながら絵本を見ていると、ひとりで字を追っているときとはまた違った世界が見えてくるから不思議です。

ひとつ目は、韓国語多読の会にいちばん多く参加してくれている韓国人留学生のジュンさんによる「하나 하면 하나 있는 것은」

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「ひとつあるのは空のお月さま、ふたつあるのは人の目・・・」と続いていく絵本です。

つづいて、わたしの友人と結婚して日本に来たばかりのユンジョンさんによる「괜찮아」

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「短所があったってだいじょうぶ、これができる」と、短所を長所にとらえなおす素敵な内容です。

さらに続いて、わたしの日本人の友人にも「이럴때 너라면」を読んでもらいました。学生時代からともに韓国語を学び続けてきた貴重な友人です。

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これは五味太郎さんの絵本が韓国語に翻訳されたものなのですが、なかなか哲学的な作品です。

残りの時間は、各テーブルで好きな本を一緒に読んでもらいました。声を合わせたり、人が読むのを聞いたり、おしゃべりしたりする自由な時間です。

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韓国語の多読の会は、読んで、聞いて、最後は自分でも声を出して読んでみるという内容になっています。ゆったりと絵本を楽しみながら、インプットからアウトプットへ無理なくつながっていくといいなと思っています。

今回も、ご参加くださったみなさん、読み聞かせをしてくださったゲストのみなさん、감사합니다!

次回は8月19日(火)14:00~16:00です。

(渡辺奈緒子)