5月29日 木曜多読講座(英語)の報告です!

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だんだん、みなさんが英語を話している時間が長くなってきました。
第一、講座が始まる前にもう世間話(ST=small talk)を受講生同士で始めている!

それに今週の新工夫①です。みなさん揃ったところで、ファシリテーターを決めて、
英語による読書相談を受講生同士でやってもらいました。
ファシリテーターを開講当初から参加している人たちにお願いしました。
1年半近くわたしと一対一で読書相談をやってきたので、
古い人たちはたいていの質問は覚えています。

(これは「話す・書く中心クラス」の4つのテーマのうち、
「生徒同士で伸びていく」を実行しているわけですね。)

新工夫の②は 1-Sentence Book Talk とでも呼ぶべきもの。
それもできるだけ短い文で、と先週伝えました。
準備してきた人は連絡の都合から二人だけでしたが、よい見本になってくれました。
Yさんの文はどれも短くて、一口サイズ。(これもこの講座の一つの目標)
Frtさんの文は少し長めだったので、短く切ったり、ちょっと表現を簡単にして、
言いやすい長さにする提案をしました。たとえば because の入った文は
because の前後で分けてしまって、because はなしに・・・
そうすると少し文の意味が分かりにくくなることがありますが、
まずは言いやすい「一口大」を優先します。これからが楽しみ!

言いやすい「一口大」を意識して、Fjkさんは Cat Traps を読み聞かせ。
pig -big, duck – luck, fish – swish などの音遊びを十分意識して、
おバカな猫を演じました。みなさん大喜び。
この本はリズムと、音と、一口大と、三拍子揃った評判の読み聞かせ素材です。

Oさんは、I can cure those hiccups. の cure で引っかかりました。
そこからリズムはメリハリで作られること、メリの部分では思い切って手抜きを
してくださいと言いました。すなわち 手抜きはきっちりと!
上の文なら、I can を弱くして、cure をめざして話し始めると、引っかかりにくいはず。
というわけで、一口サイズとリズムと音が一緒になった楽しい絵本を
集めることにしました。いつか公開します。楽しみに!

ああ、また長くなるので、一気に終わりますが、講座の最後に、
一口サイズで書き始めるために、メーリング・リストで互いに英語・日本語まじりの
メールをやりとりすることを発表しました。

内容は book talk でも、small talk でも、論説でもなんでもどうぞ、
ただし、以下の厳しい制限を守ってください。
-- メール一通にかける時間は5分以内!
-- 語数は200語以内!
-- 一口サイズのできるだけ短い文で!
-- 何人も他の人の英文を添削してはならない!
-- 英語・日本語まじり、お構いなし!

また、メーリングリストの一般的な約束として、
「思いやり」 を忘れずに!

始まるのは来週になりそうですが、いよいよ一口サイズの話し言葉で書くことも
始まるわけです。さあ、どうなるか楽しみがいっぱい!

追伸
字幕なし多観の強制は続いています! みなさん、ほとんど慣れてきましたね。