4月24日木曜多読講座の報告!

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いつもの一語book talkの前に、一人一人、最近はどんな本を選んで
借りるかを語ってもらいました。それぞれお気に入りのシリーズや
分野が違うので、活発な語らいになりました。

それもそのはず、「話す・書く中心クラス」の人たちは離陸している
人たちで、それは「自分で本を選べること」でもあるのですね。
これからは好きな作家を見つけてくださいと言いました。
離陸が終わって、いま成層圏をめざして上昇中だとすると、
好きな作家を見つけて読みふけることは高度1万メートルを超えて
水平飛行に入る原動力になるでしょうね。

一語book talkからはいつも通りでしたが、お気に入りの本の
book talk でちょっとした変化が・・・

Yさんの book talk が聞きやすかったのです。それはOさんのふと
洩らした感想でもあります。わたしも同じことに気がついて、
Yさんの book talk 中にYさんの口から出る一文の長さを数えました。

すると、だいたい4語から5語なのですね。
これはYさんが読み聞かせの時に気持ちよく(つっかえずに)
朗読できる一口サイズとおそらく同じくらいだと思われました。

そこでみなさんにその印象を伝えて、Bさん、Fさんにも、
一口サイズを意識してもらうことにしました。
次回は book talk 用に作ったメモを朗読して、つっかえるところ、
一息で言うのが苦しいところは、「加工する」(Fさんの発明した表現!)
ことになりました。

加工の仕方はおそらくいくつかあって、たとえば
ぶつっと文を切り分けてしまう、関係代名詞で一息入れる、
長い名詞は短くする(代名詞を使ったり、the … と言い換えたり?)
いろいろあるでしょうが、なにしろこれは今回の講座中に思いついた
即席の方針です。次回(5月7日)までにわたしはYさんのメモを検討して、
Bさんのメモを一口サイズで書き換えることになりました。

はたしてどうなるのか? わかりませんが、楽しみです。
一口サイズも、一語book talk も、思いつきです。
勘を頼りにしているだけです。でも、その分、楽しみも大きい。
(分かっていることなんかやったって、おもしろくない!)