こどもは話したいことだけを話すように、
おとなも話したいことを話しましょう。
どんどん変更される可能性が大です。みなさんの意見を求めます。
話すときに unlearn しなければいけない最大の問題は
おそらく「間違えてはいけない」という気持ちです。
こどもは間違えてはいけないなどと思いながら話していません。
外国語でも同じです。間違いを気にしてはいけない、
すくなくとも学習者であるうちは・・・
外国で、日本で、英語を話す場面に何度も遭遇していると、
次第にわかってきたことがあります。
英語人(毎日英語を平気で使っている人)がいう「英語がうまい」とはどういうこと?
私自身、
外国で英語を話しているときに、
相手をいらいらさせたことが何度もあります。
いまもあります。
そのいらいらした表情、
あるいはこちらが話すのを待っている表情、
――それを見ると、「ああ、通じていないな」と思います。
おそらくそういう瞬間に、
わたしは英語が不自由な人と見られているのでしょう。
(実際、不自由なのです!)
では、どういう人が「英語の不自由ではない人」と見られるのでしょう?
わたしの乏しい経験からですが、
大胆に言ってしまうと・・・
文法的に正しい英文を話せばいいわけではもちろんありません。
語彙の豊富な人というのでもない。
むしろ豊富な語彙を使って、文法的に正しい英語を話すと、
「普通の話し方のできない変な人」と見られます。
私自身を含めて、実際そういう風に思われた例を見てきました。
15年くらい前に、あるアメリカ人がわたしを友だちに
「この人はね、とってもきれいな英語を話すんですよ」と
紹介したときの恥ずかしさは忘れません。
実は「英語のうまい、へた」は、
単位時間当たりに伝えられる情報量で判断される
ようです。
つまり、さきほどの英語人たちは、
30秒なら30秒以内に、
普段の対話で伝え合っているのと同じ量の情報を伝えてくれれば、
間違っているかどうかなんて気にしない!
したがって、30秒で伝えられる情報量を1分かけて伝えると、
どんなに正しい英語を話しても、相手はいらいらしてくる・・・
逆に、どんな「まちがった」英語でも、
通じてない!と思ったら、早口で何度も言い換えて、
結局30秒以内に伝われば「英語のうまい人」と判断される・・・
まだ口がうまく動かない学習者の場合は、
話せるようになるための unlearn は
「まちがいなんか気にしない」
に尽きます。
そしてどうしても「正しい英語」が気になるなら、
まちがいにめげずにたくさん話してください。
言葉そのものに関心を持って相手の言うことに耳を傾けていれば、
きっと少しずつ整っていきます。
(そういう例もいくつか見ています)
それよりなにより、
最初はかわいいまちがいだらけの日本語を話していたこどもが
いつかは「普通の日本語」を流暢に話すように!