「こども式」は、言葉を使うあらゆる面について、
こどもたちの好奇心、わがままさ、柔軟さ、貪欲さを生かす道、
また、まねする道を、探ります。
多読がひろがりはじめて5年たって、英語やほかの外国語について、さまざまな体験談が集まってきました。そこから、 おとなもこどもとおなじように やすやすと外国語を獲得できる可能性がでてきたとわたしは思います。
夢のような話なので、具体的な方法については今後少しずつ提案していきますが、ここではごくおおまかな説明をしましょう。
言葉が使えるようになることを樽に水をためることにたとえてみましょう。
耳から、口から、英語が体に入っていくとすこしずつたまりはじめて、ついには 口から、手から、溢れでると考えます。
そうすると、溢れるまで英語をそそいでいくことが大切になります。
ところがこれまでの学校英語では、この量が圧倒的に足りませんでした。
ある試算によると、中学校1年から中学校3年までの英語の教科書3冊に印刷された総語数は4800語あまり、高校3年間の教科書を全部集めても、おそらく2万5千語くらいでしょう。6年間で数万語の量ではとても樽から溢れることはのぞめませんね。
さらに、こどもの場合は注がれた英語はすべてたまっていくと考えられますが、おとなの樽は辞書や文法といった穴があいていて、その上和訳や完全主義のために注ぎ口そのものが小さいので、どれほど時間をかけても樽から溢れるほどにはたまりにくいようです。
このサイトのやりかたは、まずこどもに学んで樽をいっぱいにしていきます。そしてたまった英語を「こどものように素直に吸収」し、そこから「こどものように素直に表現」することを提案します。