Tadoku新サイトの船出

Tadoku新サイト:新ページ 「聞き読み」って知ってますか?

「聞き読み」って何だろう? 初めて聞くことばだ、という人が
多いだろうと思います。

聞き読みもSSSの掲示板から生まれた多読用語です。
それまではリスニングと言って、文字を見ずに必死で聞き取ろうと
したものですが、多読から多聴へ歩み出した多読仲間は軽々と
リスニングを超えて、世の中に「聞き読み」を生み出したのです。

10年経って、いまでは多読・Tadokuの大きな柱になりました。
音と文字を結びつけるのにこんなに簡便な方法はないでしょう。
NPO多言語多読の講座ではTadokuの最初から聞き読みでたっぷり
楽しみます。すると、音と文字は最初から一つになって体に入ってきます。

http://tadoku.org/english/listening-reading/

かつてのリスニングから考えるとまるで「ずる」のようですが、
聞き読みはよいことばかり--そのやり方がこのページにとても
わかりやすいことばで書いてあります。
まだ多読仲間以外には知られていないとはいえ、
発見されてから10年くらいにはなるので、聞き読みの理解が進み、
さらに説明も「練れて」きたことがうかがえます。

聞き読みについてきちんとわかりやすく説明した文章はおそらく
このページが初めてです。
「聞き読み」が多読と同じくらい当たり前になる日を祈って・・・

Happy listening w/ reading!

Tadoku新サイト:新ページ! 多読は読書好きのため??

図書館で多読の話をするときは「多読は読書です」といいます。
だから表題はよくある質問です。

日本語の読書だって好きじゃないのに、英語の読書なんてもってのほかーー

さいわいその後の「人気」が示すように、
どうも読書好きかどうかは関係ないようです。
ごく初期に多読がうまく行った例はわたしの甥です。
高校1年生からわたしの家に来てやさしい絵本から読み始めて、
大学生のころにはペーパーバックを楽しんでいたのですが、
ペーパーバックを10冊くらい読んだところでこんなことを言ったのです。

「おじん、おれ、日本語で読んだ本より英語で読んだ本の方が
多くなった」

おいおい、日本語の本をそれしか読んでないわけ?
ほかにも実例があります。次のページへどうぞ!

http://tadoku.org/english/not-only-for-book-lovers/

Tadoku新サイト:新ページ 「単語の暗記」は必要か?

暗記を当たり前のことと考えているところに日本人の未熟さ、
遅れ、幼稚さが顕れているとぼくは考えます。
暗記なんて頭の使い方としては最低のこと。
日本人の奴隷根性の表れですね。

わたしが高校生のころは暗記なんか馬鹿にしているやつが多かったと思う。
わざわざ闇雲に覚えようとしなくたって、必要なことは読書したり、
問題を考えたりしているうちに身についた。暗記は理性の放棄です。

おっと外国語に話を戻すと、単語や文法の暗記なんて本当に害ばかり・・・

http://tadoku.org/english/no-rote-learning/

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Tadoku新サイト:新ページ! 「しなやか、軽やか」 は 「根性」 に勝る

多読では「楽しんだもん勝ち」というのはよく言われます。

いやたぶんほかのことでもたいていはそうなのではないかな?
捻り鉢巻きで血相変えて余裕のない場合よりも、
一歩下がって自分を冷静に見られる場合の方がうまく行く?

「ノルマ」ということば、みなさん好きですね。
その結果、ノルマばかり気にして目的を失ってしまう。
いつか疲れだけが残る・・・

多読はできるだけ心も頭も体も疲れないように、
ベスト・コンディションで外国語を迎えます。

きょうの新ページはわたしは「ノルマ」の話だとみています。
またしても、心の赴くまま、ゆったり歩んだ人たちのことばが身に沁みます。

http://tadoku.org/english/dont-try-too-hard/

Tadoku新サイト: 新ページ! 文法について古くて新しい疑問

5月5日の初公開、19日の初更新、23日の第2回更新に続いて
きのう6月1日に第3回の更新がありました。
次第に新サイトの中身が充実していきます。

今回おもに増えたのはここ↓

http://tadoku.org/english/faqs/

これだけ増えてくるとどれを読んでなかったかわからない!
という人は更新履歴へ! ↓

http://tadoku.org/english/update-history/

きょうはその中から

「Q: 文法がわからなくても読めるようになりますか?」

について、逆からお話しします。つまり、
「文法が分かっていても読めるようになる」わけではない!
という話を逆体験談を使って・・・

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