Bitesize Writing : 「借りる・盗む・真似する」--カイさんの場合

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カイさんは音楽大学の出身で、決して英語は得意な方ではなかったと
思います--講演などで話してもらうとき、まるで枕詞のようにいつも
こう紹介するので申し訳ないのですが、カイさんは一向に気にかけません。

今回はその「英語できなかった自慢」(懐かしいSSSの掲示板の話題!)の
カイさんがTwitter で書き始めたら、なんと「借りる・盗む・真似する」の
方向へまっしぐらのBitesize Speakingだった、という話・・・

まず二つのツイートを引用・・・

I need some sweets. yaeh! my brain and heart wants this treat. got a sweet honey late, and カステラ. heal my tiredness. sweets works like a medicine.

recharge power. let’s start afternoon work. yaeh I can do it. breath, breath , breath.

まず、全体に短いでしょう、文が。全部カイさんのbitesize、つまりこれを
朗読したときに全部つっかえずにするっと読めるかどうか、それはわかりませんが、
読めそうな短さの文がほとんどですね。

次に、どこかで読んだり聞いたりしたに違いない決まり文句がいっぱい!
「借りる・盗む・真似する」を地で行っています。

そして、英語ですぐに出てこない語はためらうことなく(!?)
日本語にしている!

最後に、なんとも見事に短い語ばかり!
長く見えるのは tiredness と recharge ですが、どちらも短い語に
接尾語、接頭語がくっついているのですな。
こんなに短い言葉だけで書ける(おそらく=話せる)のはたいしたもんだ!

まあ、なんとも、わたしの主張する Bitesize Writing そのものですね。
でもカイさんは Bitesize Writing なんて知らないと思う。
カイさん、知らなくていいですからね。ぼくは楽しみにしていますが、
このまま勝手に、書きたい時に、書きたいことを、書きたい分だけ、書いてください。

なお、カイさんのTwitterのアカウントは @takutakutonton です。
カイさん、ありがとう!