☆☆☆ Tadoku新サイトの船出!☆☆☆ 主宰のNPO多言語多読について

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本日午前1時からの公開は大変な反響だったと思います。
(もちろんNPO多言語多読のこれまでのブログやFacebookの記事やツイートと
比較しての話ですが。)

で、今回は旅立ちの記念にサイトを運営しているNPO多言語多読のこと、
それからNPO多言語多読がTadokuの発展をどう進めていくかについて、
ごく簡単に振り返っておきます。

結構長いです・・・

*NPOは「特定非営利活動法人」の英語略号です。
「特定」というのは、定款に決められた活動以外はしないこと、
「非営利活動」というのは、利益を上げることを目的にした活動はしてはいけないこと、
(ただし、運営に必要な資金とするための利益は上げてもいいことになっています。)
「法人」とういうのは、NPOの名前で部屋を借りたり、銀行口座を持ったりできる
ということです。

*NPO多言語多読の成り立ち
NPO多言語多読は2012年に、2006年から存在したNPO法人日本語多読研究会を
改名して、「多読の研究と普及」を目的にして始まりました。
2002年任意団体発足当時、不可能だろうけど日本語多読読み物を100冊出版を目標に、
と言っていました。なんと10年間で130冊以上出版しました。
3月に同読み物シリーズの出版10周年を記念した集まりがありました。
その開会の挨拶で、わたしは次の10年で1000冊を目指そうとぶち上げました。
広がっていけば不可能ではない?

*多言語多読とは?
本格的には2002年に始まった英語多読に、日本語多読がすぐに続き、
NPO多言語多読になってからは韓国語の多読活動が加わりました。また、有志会員がスペイン語多読とフランス語多読の活動もしています。

*今後の夢物語としては
「世界中の何語であれ、ことばの獲得を必要とする人を多読・Tadokuで支援する」
ということですね。外国語を獲得したい人だけでなく、耳や目などの不自由な人、
難読症などの学習障害のある人、発達障害のある人を支援できるようになりたい・・・

*もうちょっと現実に近い夢としては
日本全国の公共図書館に多読・Tadoku用の本やCDやDVDが置いてあって、
だれでもいつでも無料で多読・Tadokuができること。
図書館ごとに「たどくらぶ」があって、多読・Tadokuを仲間といっしょに
楽しめること。
インターネット電話やテレビを使って、世界の人と英語や韓国語やスペイン語で
話ができること。
こうした近い夢をNPOが中心になって実現したいと考えています。

*最後に・・・
こうした活動や夢を手伝いたいという場合は次のような手伝い方があるので、
ぜひなんらかの方法で支援をお願いします。

*ときどきサイトを訪ねて、多読・Tadoku素材の情報を得る
(それだけでもインターネット上の利用度が上がる!)
*自分からも情報を発信する。フォーラムやTwitterやFacebookやInstagramや
LINEを使って? もしくはリツイートしたり、シェアしたりして広める。
*近くの図書館に多読・Tadoku用の本やCDやDVDの購入をリクエストする。
*近く出て開かれる講演会、ワークショップ、オフ会、たどくらぶなどに
ときどき参加する。
*多読祭りや多読支援セミナーや図書館多読シンポジウムに参加してみる。
*住んでいる地域でオフ会やたどくらぶを呼びかけてみる。(NPOがお手伝いします。)
*NPO多言語多読から人を呼んで講演会やワークショップを開く。
(NPOは呼んだ人の近くにいる多読仲間を推薦することもあります。)
*NPOの事務局の仕事をボランティアで手伝う。
*NPOの活動に参加する。
*NPOに新しい活動を提案する。
*住んでいる地域で、NPOの支部を作って、活動を始める。
*NPOの理事になる。NPOの理事長になる。
(現在、理事長と理事二人にはつき10万円程度の給料が支払われています!
とても、じゃあ、やってみようと手を挙げてもらえる額ではありませんが・・・
なお、活動成果、人事、会計などは毎年細部まで公表することが義務づけられていて、
その制約の下で「法人格」などの権利が与えられているのですね。)

上のような実際に時間や労力を割く手伝いはむずかしいという場合は、
正会員、準会員、賛助会員になって、会員費で支援してくださるとうれしいです。
詳しくは http://tadoku.org/supporters を見てください。
みなさんといっしょに楽しい活動ができるのを楽しみにしています!

追伸!
そうでした。
お金や本やCD、DVDなどの寄付もありがたくいただいております。