留学と同じ効果は望めるか? 神戸学院大学図書館の「図書館留学」から考える・・・

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神戸学院大学図書館についてはもう一つ大事な報告があります。
「図書館留学」です。

同図書館のみなさんが学生のために考えた具体的な英語獲得の道筋ですが、
日本国内の図書館を利用して、「留学」と呼べるような成果?変化?伸び?は
望めるものでしょうか?

神戸学院大学図書館の読書記録ノート「てくてくノート」の表紙はすでに
紹介しました。ここ です。
裏表紙を見ると、「図書館留学」の文字があります。

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多読・Tadokuの目指すところを直截に表現しているところがいいですね!

神戸学院大学図書館がほかの大学や高専や高校、中学の中で際立っているのは
多読・Tadokuをこうした大きな枠組み?構造?構想?夢?の中に位置づけている
ところだとわたしは考えます。こうした大きな枠組みは初めて見ました。

(うーん、この話題はわたしがしばらく前から考えている大きな夢と直結するので、
長くなるかもしれません。できるだけ手身近に「図書館留学」構想の大事な
ところを書いて、くわしい説明や将来への広がりはまたいつか記事にすることにします。)

一言で言ってしまえば、日本国内にいて、海外留学と同じ成長は期待できるだろうか、
という話題です。

わたしは可能かもしれないと考えています。

図書館に本、CDだけでなく、DVDやブルーレイ、そしてインターネット上の
オンライン大学などの情報があり、しかも学生がお互いに刺激しあい、
情報交換し、外国語を使う場があれば、学生たちは海外に留学した場合と
それほど変わらない外国語力を、これまで考えられていたよりもはるかに短い
時間で、はるかに安く、またはるかに自由に身に着ける可能性があります。
神戸学院大学図書館の試みはそういう大きな、広い、深い勉学の機会に
直接つながる可能性があります。

NPO多言語多読がめざしている多読・Tadokuの可能性を大学図書館で
試していると言ってもいいかもしれません。

ここから話がくわしくなっていって、いくらでも長くなるのですが、
いちばん大事なことを書いてしまったので、きょうはここまでにします。
とにかく、神戸学院大学図書館の「図書館留学」という構想は、
日本中の普通の人(大学生にかぎらず)に、大学あるいは大学院にも
相当する「教育」の扉を開いてくれるかもしれません。
NPO多言語多読は今後「図書館留学」に注目して、
できれば手を携えて新しい道をつけたいと思います。

次回この話題では、国内にいるだけでそんなことが可能なのか?という
当然の疑問に一部だけ答えます。(全部はまだわからない!)
多読・Tadokuは意外に遠くまで届く道かもしれないのです。

お楽しみに!

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