Bitesize Spaking/Writing ってなんだ? 一口サイズメモ 勢いを翻訳することについて

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今回から一連の Bitesize Speaking/Writing ってなんだ? の記事を 一口サイズメモ と
呼ぶことにしました。まとまりのよい、整理された説明にはまだなりそうもないからです。
みなさんとの意見交換、質問などによって説明を分かりやすくしていって、
最後は本にしようと思います。

で、今回はkatobushiさんの書いた英文を例として、 勢い という話をメモします。
勢いの翻訳ってなんだ?

メモにしては長いのですが、katobushiさんの記事を例にするまでのいきさつから・・・
(katobushiさんの英文ブログ記事を見ていない場合は こちらへ・・・)

卒業第1号のkatobushiさんは旅の間日本語英語両方で旅日記を書いていました。
講座生が読者でした。その最後の英文記事を3月終わりの金曜日の多読講座で
わたしは Bitesize Speaking/Writing の説明に利用しました。
katobushiさんの英文がBitesize Writing の見本になると思われたからです。

でも、ただkatobushiさんの記事を見てもらってわたしが解説するのでは
頭の上を通り過ぎるだけだと思って、わたしがまずその記事を日本語にして、
それを英語にしてもらって、みんなで一文ずつ検討しました。

それがとてもおもしろかったので、このブログでもそれを再現しようと考えました。
ただし、ブログを読むみなさんにはkatobushiさん自身の日本語版を英語にして
もらうことにしました。

ふぅー・・・ やっと 勢い の話です。katobushiさんに自分で日本語版を作って
くださいとお願いしたときにわたしが一つだけつけた注文が、
「勢いを大切に」ということでした。

で、できてきた日本語版を読むと、英語版の勢いがほぼつかめているように
思いました。そこでやはりわたしの訳した日本語版ではなく、katobushiさん自身の
日本語版を公開することにしました。

勢い--その場でふと思いついた表現であり注文だったのですが、
案外そういう瞬間に大事なことが顔を出すのかもしれません。
「勢い」ということばの裏には Bitesize の要になる考えが潜んでいました。
次の日に
「勢い、直感、一口サイズ、口からポンと、リズム、速さ、音は落ちる、考えない」
メモしました。

* 英作文ライティング・スピーキングには (勢いがあるべきときに勢いがない!)
katobushiさんにあの英文を書くのにかかった時間を聞きました。
だいたい話すのと同じくらいだったと思うとのこと。勢いは速さのことでもある?さきほどの「「勢い、直感、一口サイズ、口からポンと、リズム、速さ、考えない」は全部
関わり合っているようです。あしたに続けることにします。