わたしは本を読むのがめちゃくちゃ遅い メールが届きました。

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たいして時間は経っていませんが、できるだけ bitesize 単位で読もうとしている努力の
途中経過です。

・・・全然進歩は見られません!

そこへ励ましのお便りが・・・

bitesize で、つまり意味の最小のかたまりごとに目で捉まえて読もうとするのですが、意識はかなりそちらに向かってしまって、内容に浸るまでにはとうてい届かない。
ひたすらもどかしい・・・ ああ、わたしはこのまま遅い読み方で終わるのか・・・

そこへこんなメールが届きました。

ブログ、みたよ。
読むのが遅い日々よさようなら、ってやつ。
それと、受講生が、感動する速さはかえられるのか、って、きくやつも。
そのつぎも。
最初のよんだら、すごく、うれしくなったよ。
その感じを、はじめて、つかむときの、感動を、思い出して、
それが、やっと先生のところにも、やってきたのね、って思って、
うれしくなった。
で、感動する速さ、ってはなしは、私には、なんだか、よく、わからない。
感動する速さ、って、なんだろう???
かたまりで、目に、心に、文字の言葉が、ことばとして、とびこんでくる、あの感触は、
なんていうか、読書そのものの、与えてくれる快感なのじゃあないかと、
はじめて、それを味わったとき、おもった。
書かれた内容についての、感動は、ゆっくりしか、読めないときも、だーっと、読めるときも、
それぞれに、味わい深く、心に、ふかく、しみていて、
だけど、読む速さが、違うと、見える景色が、すこしだけ、違うような、きがするんだ。
スキーが好きで、以前は、毎年、滑りにいっていた。
雪の上を、ゆっくりすべるとき、木々につもってる雪とか、雪の山の様子とか、降ってくる雪、
なんか、雪の結晶の一つずつまで、たのしんで、味わって、滑っている気が、する。
スピード出して、リズムに乗って、滑り降りてくるとき、こんどは、
ばらばらに、一個ずつたのしんでいた、木や、山や、雪や、いろんな景色が、
ウォーーって、ひとかたまりになって、全体が、調和した音楽みたいになって、
目に映り、心に、とびこんでくるような、感じが、してくるんだ。
それは、スピードが出て、なおかつ自分でスピードを制御できていて、リズムに乗れているときにだけ、
見える、特別な景色で、なんともいえないもの。
スキーだけが、私に与えてくれる快感、ってかんじかな。
本読むときもさ、ゆるりゆるりとか、ぽつりぽつりとかしか、読めないときも、
とても、感動するし、味わっているし、
だけど、どばーって、塊読みできているときには、それとは、べつの、読書の快感が、あるよね。
感動の速さってのは、知らないし、わからないけど、
ゆっくりと、はやく、は、なんか、そんなかんじの、違いなんじゃないかな、って、わたしは、思う。
そんじゃあね。
たのしい読書を!!!

こういう境地にはいつなれるのだろう!? でも、まだあきらめてませんよ。
焦ってはいるけれど・・・ Wish me luck.

(最後にぼそっと・・・ スピードって、何につけ結構大事だと思ってるんですよ。
一語一語ベタベタと拾っているようでは、書いた人のスピード感、
つまり書いた人の頭の中で文章が音声として響いていた時間にとても及ばないと
思うのですね。そういう風には書いていない、響いていないのだから。)

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