Book talk の効用について メモ

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フォーラムでkatobushiさんが投稿してくれたことからメモを作りました。

それに返信した内容はわたしとしては結構大事だと思うので、
ブログにも再掲します・・・ 内容はフォーラムへの返信をまったく同じです。

katobushiさん、報告をありがとう!
わたし自身は原稿書きと二周年記念の企みが重なって、報告ができていません。
その意味でも、ありがとう!

で、一つだけ・・・

Book talk はtadokuの大きな柱になると考えています。
この二年間の講座でほぼ最初からやってきて、book talk にはよい点がいくつもいくつもあることを実感しています。(わたし自身の変化ではないです。みなさんの様子を見ていて。)

今までまとめたことはないので、katobushiさんの投稿をきっかけにいま考える利点を並べてみます。順不同、思いつくままです。

*気に入った本、ものすごく嫌だった本など、何らかの形で心を揺さぶられた話題(本)について話すことになる。
これは英語で日記やブログを書くといった 義務的なライティング とはまったく違う!

*仲間と好きな本、朗読、テレビ・ドラマ、映画などについて語るのは、伝えようという気持ち、聞こうという気持ちをおっそろしく高めてくれる!

*最初はできるだけ簡単な絵本から始めるので、読み聞かせにとても近い。
つまり、話す・書くの最初の段階に必要な 借りる・盗む・真似する が自然にできる。

*しかも心を動かされたばかりの本について語るのですからね。ことばが心に残りやすいのではないか?

(*長い本の book talk は 借りる・盗む・真似する はしにくいそうです。
それはなるほどそうかもしれない・・・ 長い本の book talk はやさしい絵本で吸収した一口サイズで表現することになるのか?)

*仲間で話すので、ほとんど気持ちの上でハードルがない!
だれも間違いを気にしないし、採点しない。内容について関心を示してくれるので、話しやすい!

*適度に質問が入るので、少しずつ話し方に工夫が加わる。
これはとても大事だと思います。ぜひみなさん、book talk には適度に質問を!

*話しにくいところは日本語を使ってもだれも文句は言わない。それどころか、だれも気にしない。
大学の授業でもそうでしたが、日本語まじりでかまわないと言っても、少しずつ英語が増えていきます。

*これは book talk だけではないけれど、話すにせよ、書くにせよ、表現しようとすると、
「言えなかったことでアンテナが立つ」ようです。読むもの、聞くものの中で、そのアンテナに
引っかかる表現が出てきた時、吸収されるはず。

とりあえず、ここまで・・・ブログに再掲します。

前にも一度書きましたが、多読的スピーキング・多読的ライティングの
土台が book talk --つまり多読がそのまま土台を作っているのは、
思いがけず嬉しいです!

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