「モーリン」さんからメール!

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このブログのいくつかの記事に感想を寄せてくれました。

モーリンさん、いつもありがとう。これからもなんでも意見/感想/疑問/注文
なんでも聞かせてください!

酒井先生、こんにちは。モーリンです。
ブログ、いつもおもしろく読ませてもらってます。

以前のメールで脳内音読について報告すると書いておきながらなかなかできなくてすいません。幸いなことに仕事が切れずに入ってきて、不幸なことに趣味の時間があまりとれません。

いいですね!
みなさん、モーリンさんは英語に関係ある仕事をしています。
多読がなんらかの意味で役立っているのかもしれない!

さて、僕は英語も日本後も脳内音読派(「派」といっても主義でなくそれしかできないわけで)で超遅読です。ところが、最近英語を読んでいて日本語と違うことがたまに起こります。それは、頭で音声化している場所より先を眼が読んでしまうのです。日本語でもとなりの行の文字が眼に入ったりすることはありますが、ちょっと感じが違います。英語では、日本語以上に音声化が遅いからだとは思うのですが、これが起こる頻度が上がると脳内音読と違う世界があるような気もして少し楽しみになったりしてます。まあ、一時的なもんかもしれません。

これはわたしも起きるのです。それで聞き読みができない。

不思議ですね。普段はものすごく読むのが遅くて120から150wpmくらい。
(word per minute =1分あたりの語数 です。)それなのに、聞き読みでは
目が音より先に行っている。それで、朗読が遅く感じてしまう。

次に、「一口大」についてです。まだ、先生もはっきりおっしゃっていないので私もわからないのですが、Thank you. が「サンキュー」になったり、Don’t mind. が「ドンマイ」になってるようなものなのでしょうか。先日の江坂の洋書屋さんでのブッククラブで先生が NY では How are you doing? は「ハダヤ」になってるといってました。僕がバージニアに行った1998年でもすでに Hi! などより How are you doing! がよく使われていて「よう、元気?」てな感じかなと思ったのですが、今はもっと軽い挨拶になってその分縮んだのかもしれません。また、最近GYAOでマー君やダルビッシュの登板の試合の実況を見てますが、空振りのときにアナウンサーが Swang an’ miss. か Swinging miss. と言ってるみたいなのですが、このような決まり文句も先生のおっしゃる一口大に入るのでしょうか。野球の実況は解説以外はほとんど単語かフレーズなのでかなり聞き取れます。でも、解説や雑談はほとんどわかりません。でも、こういう試合が現地の実況付きでしかもタダで観られるなんていい時代ですね。

一口大は説明のための材料集めをしています。もうちょっとお待ちを!

そういや、GR と絵本の話で思ったのですが、絵本については普通の絵本(文学的な?)とICR などのグレードわけしてるけど各ページに絵のある絵本は区別した方がいいように思います。私も、多読を始めたころ幼児用の絵本ならやさしいだろうと図書館で借りたのですが結構むつかしく思いました。その点、ICR などは読みやすくてよかったです。

その区別はもうだいぶ前からしているのですよ、実は。

片方をわたしは 芸術絵本 と呼びます。図書館にあるような絵本。
もう片方は 教育絵本 です。日本の図書館にはほとんどないですね。

(8月には 「図書館多読への招待」 という本が出ます!
これで変わるといいんだけど・・・!)

芸術絵本は子ども向けだけど、作家が全身全霊を込めて自分を表現している。
だからことばの密度が高くて、説明的ではなくて、「むずかしい」。

教育絵本は作家が全身全霊をこめてこどものために表現している。
ことばはわざわざ密度をゆるくして近づきやすくしてある。

あと、GR でもいいほんですが映画をノベライズした PGR の “Flay a way home”(でしたっけ) はよかったですよね。OBW の “Little Princess” も僕は好きです。また、PGR か OBW か忘れましたがバナナさんが「八十日間世界一周」がよかったって言ってましたよね。原作が英語じゃないものを読むのもいいかもですね。

ありがとう! ほかのみなさんもGRで「これはよかった!」というのがあったら、
知らせてください。

では、Happy Reading!

はい、お互い様、Happy reading!!

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