熟成はやはりあるのだろうか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

2月23日の日曜日に、新宿区四谷図書館で多読講演会がありました。
四谷図書館は開いて愛知県知多市立中央図書館と並んで多読に
とても熱心に取り組んでいます。

四谷図書館の第1回は一昨年の8月でした。その講演会に参加して
くださったSさんはなんと四谷図書館の本だけで多読を続けて、
半年後にはOxford Bookworms Library の Stage 3や4を読んでいた。
ちょうど1年くらい前のことです。

ところがその後いろいろ忙しくなって、今年の1月の四谷図書館
講演会まで、まったく英語の本を読まなかったそうです。
1月の講演会のあとでわたしに、いちばん易しい絵本から
やり直したいと言いました。

それでわたしは(自分では覚えていないのですが)
Louis Sacher の Holes を読んでみたらと、勧めたそうです。
無茶なことを勧めるものですね。今となってはなぜそんな無茶なことを
言い出したのか、まったくわかりませんが、なんとSさんは
5日間で読んでしまって、とても楽しい読書だったと、きのう
知らせてくれました。

約1年間の中断の間にその前6ヶ月間に吸収した英語が熟成したの
でしょうか? まだ判断材料が少ないのでなんとも言えませんが、
少し前には4年半(だったかな?)中断した後で The Last of the Really
Great Whangdoodles というペーパーバックで復活した人もいいます。

ま、これから資料が集まってくれば「熟成」という多読を巡るOne of the
Really Great Possibilities の一つに決着がつくことでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る