5月15日 木曜多読講座(英語)の報告!

まずは新しく購入したピンク・ラベルの本をどさっと各テーブルに置いて、
絵を見ながら one-word book talk の本を選んでもらいました。
その間に本の返却をコンピュータに記録しながら一人一人と英語で読書相談。

(バーコードで処理していますが、これはNPO多言語多読開始直前に
ボランティアのみなさんが1ヶ月通ってラベルなどの準備をしてくれたおかげ!
今回の新規購入分もボランティアのYさんがすばらしい早さで登録してくれました。
Yさん、ありがとう!)

で! 次回からは受講生の間で読書相談係を交代でやってもらいます!--これは「話す・書く中心クラス」の四つの方針・・・

※参加者同士で道を見つけていく
※話し言葉で話す、話し言葉で書く
※すべて一口大から!
※やさしい英語の吸収はこれまで通り続ける

・・・のうち、最初の項目ですね。
みなさん、わたしと英語の読書相談を何十回とやっているので、
それを思い出しながらうまく読書感想を引き出してくれるはず!
もし最初はうまくいかなくてもそのうち間違いなく聞き上手になるでしょう。

で、次は選んだ本のone-word book talk
--これは四つの方針の残り全部です。
絵本の各ページを一語ずつでbook talk してもらうと、みなさんの
集中力が違います。絵を食い入るように見つめて、どこに注目して
大事な一語を選ぶか、真剣そのものです。

30分かけて素冊選んで、その本を他の人に紹介しました。
いや実に頭を使いますね、一語を選ぶというのは--
みなさんの様子を見ていて、「やさしい英語の吸収」が非常な密度で
行われているという気がしました。

次に絵本の朗読で一口大をたしかめました。
ここで、ちょっと一工夫をしました。
英語に普段からたっぷり触れているFJさんに、
「話す・書く中心クラス」では新人のFRさんが朗読した本を
朗読してもらったのです。FJさんの朗読で、FJさんは刺激を受けたと
思います。これは今後もやります。
--四つの基本方針の第一項ですね。

ほかにもありますが、一つだけ・・・

みなさんにいっぱい書いてもらうために多読講座受講生が参加する
メーリング・リストを作ることにしました。発足は今月末になりますが、
そこでは二つの規則を守って投稿してもらいます。

*メールを書き始めて送信するまでの時間は5分間にする!
(気楽に投稿するためです。)
*5分間の最大文字数は 200字 とする!
(気楽に投稿するためです。)

で、守るべき付則がいくつか・・・

*間違えてもいい!*何人も添削すべからず!!!!!!
*返信を期待すべからず
*文はできるだけ短く--話したり、読み聞かせするときの一口大!

ああ、長くなりました・・・

追記
講座修了後に借りていく素材を選びますが、全員「字幕なし多観」用の
DVDを借りていくことを必須としています。

5月8日 木曜多読講座(英語)の報告!

4月から講座が増え、新入生がどっと増えたので、
ピンク・ラベルの絵本を増やしました。

でも、それはまず古い受講生に楽しんでもらいます。古い人たちは前からあるピンク・ラベルや赤ラベルの絵本はほとんど読んでいるからです。新着のピンク・ラベルを楽しんでもらって、
ことばの根に栄養を行き渡らせようという目論見!

でも、「話す・書く中心クラス」の場合、それだけではないのです。
今回の講座ではひとりひとりが自分のbite-sizeを確認するために、
新着本をどさっとテーブルの真ん中に置いて、それぞれ片端から手にとって、
静かな声で朗読してもらいました。

30分ほど朗読してから、ひとりひとり、これは読みやすかったという絵本を
みんなに読み聞かせてもらいました。これは「話す・書く中心クラス」の
目標の一つ「仲間と一緒に伸びていく」を地で行くことになりました。
たとえばOさんのえほんはbuttonsが大事だったのですが、それが
「バター」に聞こえたりして、Oさん自身の「音」について参考になったと
思います。

総じて、互いに朗読を聞いてもらうと、意見や感想だけでなく、
それぞれのページへの反応から、わたしたちはいろいろなことを
感得するように思われました。そこから「アンテナが立つ」ことになって、
今後聞き読みや字幕なし多観の時に、何かヒントを得られるのではないかと
想像しています。

その「字幕なし多観」では、50枚ほどのこども向けアニメや映画のDVDを
購入しました。「話す・書く中心クラス」では全面的に字幕なしを勧めて
いきます。成果をお楽しみに!

なお、すでに字幕なしで楽しく多読的鑑賞を始めた人の一部には
字幕なし多観シャドーイングを提案しました。
シャドーイングをしながらでは楽しめないという場合はシャドーイングは
勧めませんが、もし楽しめれば、学校英語の音を脱することが
加速されるのではないかと考えています。

最後に small talk の話題を一言。
ご夫婦でウォーキングを楽しむMさんが、連休中に小金井公園から
出発して、二日連続で20キロ、30キロのウォーキングを楽しまれたとか。
地図を広げて small talk をしてくれました。やはり、話したいことを話す、
書きたいことを書くのがいちばんですね。Mさん、とても楽しそうでした!

small talk の機が熟したことは間違いありません。
講座受講生で twitter か、Facebook かなあ・・・?
いずれみんなで書きたいことを書く仕掛けを作ります。
Skypeおしゃべり会もできるといいな!

4月24日木曜多読講座の報告!

いつもの一語book talkの前に、一人一人、最近はどんな本を選んで
借りるかを語ってもらいました。それぞれお気に入りのシリーズや
分野が違うので、活発な語らいになりました。

それもそのはず、「話す・書く中心クラス」の人たちは離陸している
人たちで、それは「自分で本を選べること」でもあるのですね。
これからは好きな作家を見つけてくださいと言いました。
離陸が終わって、いま成層圏をめざして上昇中だとすると、
好きな作家を見つけて読みふけることは高度1万メートルを超えて
水平飛行に入る原動力になるでしょうね。

一語book talkからはいつも通りでしたが、お気に入りの本の
book talk でちょっとした変化が・・・

Yさんの book talk が聞きやすかったのです。それはOさんのふと
洩らした感想でもあります。わたしも同じことに気がついて、
Yさんの book talk 中にYさんの口から出る一文の長さを数えました。

すると、だいたい4語から5語なのですね。
これはYさんが読み聞かせの時に気持ちよく(つっかえずに)
朗読できる一口サイズとおそらく同じくらいだと思われました。

そこでみなさんにその印象を伝えて、Bさん、Fさんにも、
一口サイズを意識してもらうことにしました。
次回は book talk 用に作ったメモを朗読して、つっかえるところ、
一息で言うのが苦しいところは、「加工する」(Fさんの発明した表現!)
ことになりました。

加工の仕方はおそらくいくつかあって、たとえば
ぶつっと文を切り分けてしまう、関係代名詞で一息入れる、
長い名詞は短くする(代名詞を使ったり、the … と言い換えたり?)
いろいろあるでしょうが、なにしろこれは今回の講座中に思いついた
即席の方針です。次回(5月7日)までにわたしはYさんのメモを検討して、
Bさんのメモを一口サイズで書き換えることになりました。

はたしてどうなるのか? わかりませんが、楽しみです。
一口サイズも、一語book talk も、思いつきです。
勘を頼りにしているだけです。でも、その分、楽しみも大きい。
(分かっていることなんかやったって、おもしろくない!)

4月18日金曜多読講座の報告!

一語book talkから始まりました。
(リンゴbook talkもあるのか?との声も・・・)
4月から始めたばかりのHさん、「おもしろーい。どんどんやろう!」と
元気のよい反応!

今回の白眉(?)はNさんの一語book talk。
Oxford Reading Tree の絵本 At School を
1ページ No!
2、3ページ No…
4、5ページ Yes…
6、7ページ Yes!
8ページ NO!!!
と、book talk。見事なものでした。

で、Nさんによると、これを思いついたのは No, David! という絵本の
読み聞かせをしていたからとのこと。
これはまさに絵本の読み聞かせが book talk に発展したのですね。
大事なヒントをもらいました。

これからもしばらくは新しい「話す・書く中心クラス」の狙いについて
報告を続けます。

第2回「多読祭り」報告 その2

Exif_JPEG_PICTURE

開催から2週間以上経っていて恐縮ですが、3月30日の「多読祭り」で参加者の方が書いて下さったアンケート回答をまとめました(ほぼ原文です)。回収率は30%ぐらいだったのですが、楽しんでいただけたことが伝わってきます。みなさんの英語との付き合い方が「多読」によって、もっと気楽なものに変わりますように・・・。

続きを読む

水曜午前 英語多読講座の報告です

みなさん、こんにちは。今月から新しく水曜午前の講座を担当している山谷です。

これまでのところをご報告します。

講座内容は、(1)それぞれの読み、聴き読み、シャドーイング (2)ブックトーク(お勧めの本の紹介) (3)読み聞かせ です。これは、いまのところの内容なので、受講生の方々の様子を見ながら変えていったりすることもあるかと思います。

読み聞かせは、とくに人前で英語を口にするので、中には緊張してしまう方もいらっしゃいます。シャドーイングやその他の活動(自己紹介やブックトークなど)で、ほぐれて言いやすくなればいいなと思っています。実際、16日にIさんが初めて読み聞かせをしてくださり、感激しました。やる前は「緊張した」、終わったあとは「ホッとした」というIさんですが、準備してきただけあってリズムに乗った読み聞かせでした。Tさんは発音がきれいで、上手。Sさん、Eさんは他の方よりすこし長く受講しているだけあって、見せ方聞かせ方が素晴らしい。

見学のひとがいらしたり、新しい受講生や、ちょっとお休みの方もいらして、なかなかレギュラーメンバーがそろいませんが、講座が落ち着いた穏やかなひとときになればと思っています。

みなさんとこれから楽しんでいきたいと思います。

(山谷 麻由美)

4月10日 木曜多読講座(英語)の報告です!

受講生のみなさんが事務所に到着すると、
最初に、読み聞かせや book talk の準備をしましたか?と尋ねます
それで座るテーブルを決めます。

(もちろん、みなさんいろいろな都合があって、いつも準備ができる
わけではないので、準備してなくてもちっともかまいません!
時間のあるときに準備すればよいだけのことです。)

ところが今回は字幕なしで映画やドラマを見ましたか?という質問で
座る席を決めました。実は次回は早くもその質問はなしにします。

というのは、字幕なし多観をやってきた人たちには一語からの
book talk をやってもらったのですが、これが非常によさそうなので、
次回は全員にやってもらいます。

一語で book talk とはまた奇矯なことを考えつくものだと、
自分でも驚きますが、要するに一口大からbook talk を始めてみよう、
という試みです。

東のテーブルの真ん中に Oxford Reading Tree の字のない絵本を
山積みにして、囲んだ3人の人に「さあ、各ページをよく見て、
そのページを一語で表現して内容を伝えるにはどうしたらいいか、
考えてください。 各ページの一語が決まったら、それをメモしてください。」
といって白い紙を配りました。それから15分間、みなさん5冊くらいの絵本に
目を通して、メモを作りました。

それから次の15分間はメモをちらっと見ながら、読み聞かせのような、
book talk のような、内容紹介をやってもらいました。
するとおもしろいことが分かりました。

*一ページ一語ずつだけれども、聞いていて結構おもしろい!
*絵をよく見ないと一語が選べない。

この二つの発見を元に少し広げて考えると、この一語 book talk は
多読講座に入ったばかりの時からすぐに始められる--日本語を
一語使ってもいいことにしましょう。

次回は全員でやってみます。

文法を考えて「正しく」という考えは入ってきようがない!
読むときの一口大とそっくりです。たとえばORTの最初は
人の名前しか出てこなかったり、Oh, Floppy! だけだったり--
文法を考える必要がありません。

それと同じことが話す方でも起きそうな気がします。
これである程度みなさん一語 book talk に慣れたら、
各ページを2語や3語で表現する、という風に一口サイズを大きく
していきますが、どうなっていくのかな?
果たして、英作文スピーキングや英作文ライティングからうまく
抜け出すことにつながるのだろうか?

実に楽しみです。

4月7日(月)韓国語多読の会報告!

Exif_JPEG_PICTURE

4月7日(月)19時~21時、韓国語多読の会の報告です。

ついに韓国語多読の会がはじまりました。
2度目の開催となる4月7日(月)の回は、12名の方がご参加くださいました。カㇺサハㇺニダ!
韓国語学習者の方々だけでなく、韓国語の先生、それから留学生も(韓国はもちろん、台湾からも(!)来てくださり、とてもにぎやかな雰囲気になりました。

続きを読む

みなさんのアンケートから本が生まれた!

初心者本表紙

初心者本表紙英語多読実践者のみなさん50人にアンケートをして、その回答をまとめた「Let’s スタート TADOKU!~楽しい英語との付き合い方」という小冊子が完成しました。
これは、アンケート実施後2年以上にわたって、多読をよく知らない人のための「初心者本」(コードネーム「ペンギン本」)にまとめようと、何人かの人が毎週1回Skypeで話し合ってきた成果です!

小さくて薄い A5 64ページ という小冊子ですが、編集スタッフにとっては小さいだけになんだか宝石のような輝きと内容の重みがあります。
(表紙も多読の仲間にボランティアで描いていただきました)

50人の人たちがどんな風に多読に入り込んで、どんな風に楽しんできたか、始める前、始めた頃、その後の悩みや喜びはなんだったか--みなさんの肉声が聞けます。
値段は300円。 ご希望の方は、事務所までご連絡ください。送料を負担していただければ、お送りいたします。ぜひ1冊購入して、回りの人、身近な人に配りたいかどうか、確かめてください!

追記
内輪話のように聞こえるかもしれませんが・・・

わたしにとって(そしてNPOにとっても)とてもとても大事なことは、
50人ものみなさんの回答があったこと、そしてその熱意と素直な感想を
本にするために、「フツーの人」が知恵を寄せ合ってついに1冊の本を作り上げたことです。

これはわたしの考えるNPO活動の在り方を実現した最初の例なのです。
「フツーの人が、できる時に、できる分だけ」貢献して具体的な何かを作り上げる--

(プロの人が「フツーの人」として参加することはあるけれど、
基本的な参加条件としては決してプロである必要はない。)

NPOとして活動を始める前の日本語多読研究会や、各地の絵本オフ、
そしてこれからはじまるSkype eおしゃべり会なども、そうしたフツーの人が
できる時にできる分だけ参加して何かを作り上げていく活動だと思います。
これからいろいろな形でみなさんが「できる時に、できる分だけ」手を貸す、
そういう活動が活発になることを祈ります。
NPOはそうした活動がやりやすくなるように、努力していきます。

ペンギン本の編集にはそういう大きな意味もありました。
毎週月曜日21時半からSkypeで100回も打ち合わせをしてくださった編集スタッフのみなさんに大きな感謝と深い敬意を捧げます。
本当にありがとうございました。
(酒井)

 

4月5日金曜多読講座(第1、第3週)の報告です!

新しい講座編成による第1回の講座でした。

夜の講座は水曜日も金曜日も遅刻する人が多いのですが、
比較的早いうちにみなさん揃ったので、木曜多読講座と同じように、
「話す・書く中心クラス」の新方針を六つ、お話ししました。

これも木曜多読講座と同じように、前回までの作業をそのまま
静かに続けました。字幕なし多観から読み聞かせ、そして
ブックトークまたは book talk。その間に一人一人の読書相談。

字幕なし多観では、みなさんの様子を見ると新しく2台加わった
DVDプレーヤーが具合良さそうなので、さらに10台購入決定。
全部同じ機種で新しくなると、操作も簡単になります。
今までは3種類のDVDプレーヤーを使っていて、
みなさん操作に習熟できなくて、講師や助手が走り回っていました。
それが解消できる!

また、字幕なし多観用にイギリスのamazonからDVDを12種類、
新たに買いました。全部幼児や就学前のこどもが楽しむような
animeやクレイ・アニメです。すでに字幕なし多観になれている
人もいますが、もう一度 bite-size つまり「一口大」の英文から
はじめてもらうために、みんなこのおよそ50枚の中から
選んで楽しんでもらいました。こども向けなのに、いい大人が
真剣に観ている様子は、字のない絵本から始めたときとそっくり!
時々笑い声も聞こえてきます。

読み聞かせは準備してきた人が少なかったので、
グループに分けずにみんなで4人の人の読み聞かせを
楽しみました。

それで時間がなくってきて、book talk は準備してきた
4人がそれぞれ一人の人に向かって語ることに・・・
このあたりの時間配分がなかなかむずかしい

で、いちばんのニュースは9人目のHさん。
なんと山形県から2週間に1回通ってくださるとのこと。
「書く」に興味があるということなので、次回はHさんにも
メモを作って(借りる・盗む・真似する)book talk を
やってもらいます。

さて、「書く・話す中心クラス」の金曜版はどうなっていくか?
楽しみなことです!

追記
この原稿は4月7日月曜日、NPOの事務所で書いています。
教室部分には韓国語多読の会が開かれていて、なんと12人の
参加者が楽しげに語り合っています。

参加者が見事に多言語で、台湾から二人、韓国から二人、
韓国滞在経験者が二人、絵本を読み聞かせてもらったり、
韓国語の本の朗読を聞いてもらったり、日本語多読の本を
朗読していたり、時々なぜか歓声があがって、なんともよい雰囲気です。
韓国語多読用として出版された絵本を韓国から来て6年目という
女性が読み聞かせしてくれました。絵を見て、声の調子を聞いていると、
なんと話が分かった! いや、もちろん一言も「分からない」のですが、
話全体は分かった気になれた!! そうか、読み聞かせって
こういうことか! と、はじめて分かった・・・気になりました。

なお、「韓国語多読の会」の報告はこのブログでいずれ公開されます。